「eBayで入札を取り消したい」
「セラー、バイヤーが入札を取り消す方法をそれぞれ知りたい」
「バイヤーの入札取り消しを未然に防ぎたい…」
eBayでオークションを利用していると、キャンセルできないのかと悩むこともあるでしょう。eBayでは、特定の条件を満たせば入札の取り消しが可能です。そのため、誤って入札してしまったとしても無理して購入する必要はありません。
今回の記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、eBayオークションで入札を取り消す方法についてわかりやすく解説します。セラー・バイヤー両方の目線で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- eBayオークションでセラーが入札取り消しを行う際の手順
- eBayオークションでバイヤーが入札取り消しを行う際の手順
- eBayオークションで入札取り消しを未然に防ぐ方法
eBayオークションで入札取り消しが可能なケース
eBayオークションで入札取り消しが可能なケースについて、セラー・バイヤーそれぞれの場合で解説します。オークションを利用する以上は起こりうることなので、それぞれ見ていきましょう。
1. セラーの場合
セラーは、以下の状況であれば入札を取り消せます。
- 商品の破損や在庫切れがあった場合
- 類似商品や別の商品を誤って出品した場合
- バイヤーからキャンセルの依頼があった場合
入札を取り消す場合、入札取り消しフォームに商品番号やバイヤーのユーザーネーム、キャンセル理由を入力し「Submit」をクリックして、処理を進めましょう。
2. バイヤーの場合
バイヤーが入札を取り消せる状況は、以下のとおりです。
- 入札額や商品の選択を誤った場合
- セラーが商品説明を大幅に変更した場合
- セラーとの連絡がつかない場合
バイヤーが入札を取り消す際は、入札取り消しフォームにアクセスし、該当する商品番号やキャンセル理由を入力して手続きを進めましょう。
eBayオークションでセラーが入札取り消しを行う際の手順
eBayでセラーが入札を取り消す際には、事前準備と正確な手続きが重要です。
まず、該当する入札者に連絡を取り、キャンセルする理由を丁寧に伝えましょう。相手と良好な関係を保ち続けるためにも、誤解されず納得のいく説明を心がけることが大切です。
その後、eBayの公式サイトにアクセスして「入札取り消しフォーム」を利用します。該当商品を特定するために商品番号を入力し、入札者のユーザーネームも記載します。入力内容に不備があると取り消しができない場合があるため、慎重に確認してください。
すべての情報を正しく入力したら「送信」ボタンをクリックします。その後、入札の取り消し手続きが完了します。取り消しが反映された後は、必要に応じて入札者に結果を知らせましょう。
eBayオークションでバイヤーが入札取り消しを行う際の手順
eBayでバイヤーが入札を取り消す場合、公式の手続きを踏む必要があります。まず、eBayの「入札取り消しフォーム」にアクセスし、該当商品の商品番号や取り消しの理由など、必要な情報を入力します。
すべての情報を入力したら「送信」ボタンをクリックして手続きは完了です。システム上、送信後すぐに入札が取り消されるため、この段階で一度確認しましょう。
ただし、オークション終了まで12時間未満の場合、フォームを利用した取り消しが制限されることがあります。制限を受けた場合はセラーに直接連絡し、事情を説明してキャンセルを依頼しましょう。
eBayオークションで入札取り消しを未然に防ぐ方法
eBayオークションで入札取り消しを未然に防ぐために、以下の方法を理解しておきましょう。
- 価格設定・在庫管理を丁寧に行う
- 出品する前に内容を十分にチェックしておく
- 出品の修正機能を使う
- 問題があるバイヤーをブロックする
これから安全にeBayビジネスを進めるために、理解しておくことが大切です。
1. 価格設定・在庫管理を丁寧に行う
出品時には、適切な価格設定と正確な在庫情報を登録することが重要です。競争相手の価格を参考にしつつ市場相場に合った金額を設定すれば、誤った価格による入札の取り消しを防ぎやすくなります。
また在庫管理を徹底し、販売可能な商品だけをリストにすることで、在庫切れによるキャンセルを未然に防げるでしょう。入札取り消しを頻繁に起こしてしまっている場合は、価格設定・在庫管理を徹底してみてください。
2. 出品する前に内容を十分にチェックしておく
商品の詳細説明や画像を正確に記載し、商品状態や付属品などを明確にすることがeBayオークションでは大切です。誤字脱字や説明不足が原因でバイヤーからクレームが発生しないよう、リスト公開前にすべての情報を見直す習慣をつけましょう。
確認にはやや手間がかかるものの、返品につながるリスクは大きく下がるはずです。eBayビジネスをよりスムーズに進めるためにも、確認に対して手間を惜しまないようにしましょう。
3. 出品の修正機能を使う
eBayでは、出品中の商品情報を編集できる機能があります。商品説明に誤りを発見した場合は、入札者がいる場合でも早急に修正すると、誤解による入札取り消しを防ぎやすくなります。
ただし、修正内容は入札者に通知されるため、変更内容がバイヤーに不利益を与えないように配慮が必要です。出品時と条件が大きく変わることがないように、出品前に内容に問題がないか確認を徹底しましょう。
4. 問題があるバイヤーをブロックする
過去にトラブルがあったり、支払い履歴が不安定だったりするバイヤーをブロックしておくと、不要なトラブルを回避できます。eBayでは特定のバイヤーをブロックする設定が用意されており、活用することで安心して取引を進められます。
信頼できるバイヤーとのみ取引を行うことで、トラブルに巻き込まれるリスクを低減できるでしょう。早く売ることを意識しすぎず、販売する予定のバイヤーに問題はないのか、といったところも厳しく見ておくと安心です。
eBayオークションの入札を取り消す際の注意点
eBayオークションの入札を取り消す際の注意点として、以下の2点を押さえておく必要があります。
- ペナルティが発生する場合がある
- 出品終了時点で落札者がいた場合は説明が必要
アカウントの評価に関わる部分でもあるので、本格的にビジネスを始める前にチェックしておきましょう。
1. ペナルティが発生する場合がある
入札されている商品を取り消すと、落札手数料に相当するペナルティが科されるケースがあるため、どうしても取り消したい場合のみにしましょう。
ペナルティを避けるためには出品時に商品情報を十分に確認し、必要に応じてオークションの早期終了を検討することが重要です。eBayの規約を事前に確認しておき、ペナルティにつながるリスクを抑えましょう。
ただし、バイヤー都合でのキャンセルの場合は基本的にペナルティは科されません。そのため、バイヤー側からキャンセルの申し出があった場合は、快く応じましょう。
【参考】
【トラブル関連】キャンセル、未着、返品、VeROに関するよくある質問|eBay
2. 出品終了時点で落札者がいた場合は説明が必要
オークション終了時に落札者がいる場合は速やかに連絡を取り、取引を進める必要があります。もし商品の準備ができない場合は、理由を丁寧に説明し、キャンセルの依頼を行うことが求められるでしょう。
キャンセル手続きはeBayの問題解決センターを通じ、指示を仰ぐことが推奨されています。落札者の信頼を損なわないためにも、誠実かつスピーディな対応を心がけましょう。
eBayオークションの入札取り消しに関するよくある質問
eBayオークションの入札取り消しに関するよくある質問を3つピックアップしました。
- eBayオークションの終了期間は選べる?
- 落札後にバイヤーからキャンセルされたらどうすればいい?
- eBayの出品を一時停止する場合どうすればいい?
いずれもeBayのオークション機能を利用するにあたり悩みやすい部分なので、ぜひ参考にしてみてください。
Q. eBayオークションの終了期間は選べる?
eBayでは、オークション形式の出品期間を1日、3日、5日、7日、10日の中から選択可能です。固定価格出品の場合、自動再出品機能である「Good ‘Til Cancelled」がデフォルトで設定されており、商品が売れるまで継続されます。
終了期間を事前に決めておくことで、特定の購入者層の注目を集められます。例として、短期間の出品では即決購入が増え、長期間の出品では幅広い購入者にアプローチができることを覚えておくとよいでしょう。
Q. 落札後にバイヤーからキャンセルされたらどうすればいい?
バイヤーからキャンセルリクエストがあった場合、状況を確認したうえで全額返金の手続きを行いましょう。ただし、キャンセルの頻度が増えるとセラーのパフォーマンス評価に影響を及ぼすため、慎重に対応する必要があります。
キャンセルが成立すると、eBayの販売手数料は自動的に返金される仕組みになっています。取引内容を記録に残し、次回の対応を行う際の参考にしましょう。
Q. eBayの出品を一時停止する場合どうすればいい?
「Time Away」設定を利用すると、一定期間だけ出品を一時停止できます。「Time Away」では、出品中の商品を非表示にするか、注文を受け付けない設定が可能です。長期の旅行や多忙な時期に活用すれば、トラブルにつながるリスクを抑えられます。
設定を有効にするタイミングを考慮し、休止期間終了後は速やかに通常の出品状況へ戻しましょう。
eBayオークションの入札取り消し手順を早めに理解しておこう
eBayオークションの入札を取り消す手順を知っておくと、よりスムーズな処理が可能です。
セラーの場合は出品した商品に重大な損傷が見つかったときにキャンセルをすれば、バイヤーの手元に届いてクレームを受けるリスクを減らせます。また、バイヤーの場合は間違えて入札してしまったとしても、購入せずに済みます。
トラブルにつながるリスクを抑えられるため、アカウントの評価が下がるケースも減らせるはずです。
とはいえ、入札取り消しは何回も使ってしまうと、アカウント評価に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、eBayオークションで入札取り消しを未然に防ぐ方法も理解しておくと、アカウントへの影響を最小限に抑えられるでしょう。
今後、eBayビジネスを円滑に進めるためにも、今回紹介したノウハウをぜひ参考にしてみてください。
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