「メルカリで買ったものをメルカリで売って儲けてもいいの?」
「ルールを違反してペナルティを受けることは避けたい…。」
「売る際の注意点や、売り方のコツを知りたい!」
メルカリで買ったものをメルカリで売ってもいいのか、気になっている人は多いでしょう。
事実、メルカリで買ったものをメルカリで売ることは禁止されていません。しかし、一定のルールや守るべきマナーは存在するので、しっかり押さえておきましょう。
本記事では、1,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について解説します。
- メルカリで買ったものをメルカリで売っていい理由
- 売り方のコツと注意点
- 売っていいもの、ダメなもの
メルカリで買ったものであってもメルカリで売ってもいい理由が明確にわかるので、ぜひ最後までお読みください!
メルカリで買ったものをメルカリで売ってもいい理由
メルカリで買ったものをメルカリで売ることは、運営側では禁止していません。実際、メルカリで購入したものを手放したいときに、メルカリを使って売るケースはよくあります。メルカリで買ったものをメルカリで売る理由として挙げられるのは、以下のとおりです。
- 購入したものの使わなかった
- サイズを間違えて購入した
- 使い終わった
- せどりの仕入れ商品として、そもそも売るために購入した など
また、せどりでメルカリを仕入れ先にしている人が一定数いることからも、よく行われる手法だと言えるでしょう。
以前は、メルカリでは営利目的の転売が禁止されていました。しかし、2024年6月現在は転売を禁止する文言が規約から消えています。
規約の面でも問題ないことから、メルカリで買った商品で利益になる可能性があるものであれば、積極的に販売していきましょう。
メルカリで買ったものをメルカリで売るコツ
メルカリで買ったものをメルカリで売ることは違反ではないものの、トラブルを引き起こす場合があります。ここでは、トラブルを避けて上手に売るコツを3つ紹介します。
- 手放す理由を説明文に明記する
- 商品の検品をしっかり行う
- 購入直後の出品は避ける
ひとつずつ見ていきましょう。
1.手放す理由を説明文に明記する
商品を出品する理由を説明文に明記しておきましょう。
出品者の中には、購入者の購入後の動向をチェックしている人がいるため、メルカリで買ったものをメルカリで出品していることが知られる可能性があります。仮に出品者に知られたとしても不快な思いをされないように、マナーの意味で理由を明らかにすることが大切です。
もし、転売していると知られて通報されたくないなら、次のように納得できる理由を添えてみてください。
- こちらの商品はメルカリで購入したものですが、サイズが合わなかったため出品します。
- こちらの本はメルカリで購入しましたが、読み終わったため出品します。
元の出品者への心遣いを忘れず、気持ちのいい取引ができるように心がけましょう。
2.商品の検品をしっかり行う
出品の際は、商品の検品を念入りに行いましょう。
メルカリは個人間取引がメインであり、また中古品の取引が盛んなプラットフォームです。そのため、商品説明文よりも悪い状態で商品が届くことがあります。
購入者が説明文や写真を見て想像する商品の状態と実物の間で相違がないようにし、トラブルを回避しましょう。
- 問題なく作動するか
- 傷やほつれがないか
- 色あせてないか
たとえ商品に使用感や傷があったとしても、写真や商品説明文で正直に伝えることが大切です。
3.購入直後の出品は避ける
購入後すぐの出品は転売と判断されてしまうことがあるので、できるだけ避けるようにしましょう。
転売すること自体は違反ではないものの、第三者から見ると転売目的だと判断されてしまうこともあります。場合によっては、コメント欄の荒らしなどの迷惑行為をされるケースも考えられます。
万が一、トラブルが発生したときや困ったときは、直ちに事務局へ相談しましょう。
メルカリで買ったものをメルカリで売る際の注意点3選
メルカリで買ったものをメルカリで売るときは、以下3つのことに注意しましょう。
- 同じような商品を大量に売らない
- 前出品者の商品画像や説明文を使いまわさない
- 元の購入者に販売履歴を見られる可能性がある
ひとつずつ解説します。
1.同じような商品を大量に出品しない
同じような商品を大量に出品するとスパムもしくは業者であると判断され、ユーザーから通報されることがあります。
メルカリは「個人間取引」を行うことを目的としたフリマアプリです。大量の商品を連続して出品すると個人の商品はすぐに埋もれてしまい、他の出品者から敬遠されてしまいます。
再出品自体は悪いことではないですが、仕方を工夫することは大切です。
同じ商品を出品する際の方法については「メルカリで同じ商品を出品するときの正しいやり方は?ペナルティを受けるケースも紹介!」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
メルカリで同じ商品を出品するときの正しいやり方は?ペナルティを受けるケースも紹介!同じ商品を出品する場合は、メルカリShopsを利用するのもよいでしょう。
2.前出品者の商品画像や説明文を使いまわさない
メルカリで購入した際の出品者の商品画像や説明文をそのまま使用することはできません。出品者に嫌がられるのはもちろん、規約違反なので必ず守りましょう。
公式サイトからの流用も禁止です。
参考:他会員が撮影した画像や、メルカリ外にある画像/文章などを無断で使用すること(禁止されている行為)|メルカリガイド
出品する際は自分で商品写真を撮影し、商品説明文をゼロから記入しましょう。
3.元の購入者に販売履歴を見られる可能性がある
出品者の中には売れた商品のその後が気になり、購入者の販売履歴を追っている人がいます。
メルカリで買ったものをメルカリで売るところを元の購入者に見られないために、出品後2週間ほど経ってから販売履歴を削除しましょう。
多少面倒でも、トラブルになりそうな原因は削除しておくことをおすすめします。
メルカリで買ったものをメルカリで売るおすすめ商品の例3選
メルカリで買った商品を一定期間だけ利用し、不要になったらまたメルカリで売る人が一定数います。ここでは、メルカリでよく売買が行われている商品ジャンルを3つ紹介します。
- マタニティ・ベビーグッズ
- フォーマルスーツ
- 資格本・参考書
それぞれ見ていきましょう。
1.マタニティ・ベビーグッズ
マタニティ・ベビーグッズは使用期間が短いことから、メルカリで多くの商品が出品されています。とくにやり取りが多いグッズは、次のとおりです。
- マタニティウエア、靴下
- 抱っこ紐
- 赤ちゃん用肌着、服
- ベビーバス
- ベビーベッド など
マタニティウエアは長くて約10ヶ月、ベビー用品も短いものだと数回使用して終わりのものもあるくらいです。きれいなままの状態で手放すことも多いため、買い手は付きやすいでしょう。
使用しなくなった商品は、またメルカリで出品して必要な人の元へ届けられます。
2.フォーマルスーツ
メルカリでは、フォーマルスーツやワンピースなどが盛んに取引されています。
- 卒業式
- 入学式
- 結婚式
- 七五三
- 発表会
フォーマルスーツはシーンに応じて、違うものを着たいと考える人は多いでしょう。しかし、1着が比較的高価なので、何着も用意するとなると経済的に負担がかかります。
その点、メルカリでは比較的安価に購入でき、使い終わればまた出品すればいいので、頻繁に取引されています。
3.資格本・参考書
メルカリでは資格本や参考書も頻繁に取引されています。勉強期間が限られているので、勉強が終わったタイミングで出品する人が多いです。
需要が高い資格本や参考書の例は、以下のとおりです。
- 資格本
- 参考書
- 大学の教科書
- 専門書
- 赤本
資格本や参考書は単価が比較的高いので、中古で安価に手に入れたいと思っているユーザーは多いものです。勉強の内容は数年では大きく変わらないため、過去に発行された参考書でも需要があります。
メルカリで買ったものをメルカリで売る際に違法になる可能性がある商品・販売方法3選
メルカリ内で販売すると違法になるものや、販売方法について解説します。
- チケット
- 偽物・非正規品
- 手元に届いてない商品
ひとつずつ解説します。
1.チケット
チケットの転売は、法律で明確に禁じられています。興行主の同意なく販売価格を超える価格でチケットを転売すると1年以下の懲役、100万円以下の罰金、またはその両方が科されます。
- 興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨が明記されているもの
- 興行の日時・場所、座席(または入場資格者)が指定されているもの
- 購入者または入場資格者の氏名と連絡先を確認する措置が講じられており、その旨が券面に記載されているもの
法律で定められていることから、メルカリでもかなり厳重に取り締まられています。場合によってはアカウントが停止されることもあるので、チケットはメルカリで取り扱わないようにしてください。
急病や急用でどうしても当日に行けなくなってしまった場合は、正規(公式)のリセールサイトを利用すれば販売しましょう。
2.偽物・非正規品
メルカリでは出品禁止物が定められているので、該当する物品を売買しないように気をつけましょう。「知らなかった」では済まされない場合もあるので、出品前には確認が必要です。
誤って出品禁止物を出品してしまうと商品ページが削除され、何度も繰り返すとアカウントが停止されてしまう可能性があります。
- チケット
- 酒類
- 医薬品
- 偽ブランド品
メルカリの規約は定期的に変更されています。以前は出品できたものができなくなってしまうこともあるので、こまめにチェックしておきましょう。
3.無在庫転売
メルカリでは無在庫販売は禁止されているので、出品する前に必ず在庫を確保してください。無在庫転売とは、手元にない商品を出品することです。
無在庫転売が発覚すると通報され、ペナルティを受ける恐れがあります。
参考:手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること(禁止されている行為・出品物)|メルカリガイド
商品が売れてから発送までの期間が遅いと、たとえ在庫を持っていたとしても、無在庫転売を疑われます。無在庫転売を疑われないように、商品が売れたらできるだけ早めに発送しましょう。
メルカリでの無在庫転売について詳しくは「メルカリで無在庫転売は禁止!バレる5つの原因とペナルティを解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
メルカリで無在庫転売は禁止!バレる5つの原因とペナルティを解説ルールやマナーを守れば、メルカリで買ったものをメルカリで売って利益を出せる
メルカリで買ったものをメルカリで売ることは、ルールさえ守れば何の問題もありません。むしろ、不要になったものを社会の中でどんどん巡らせることでだれかのためになり、環境の保護にも役立てられます。
ただし規約違反ではないものの、一部のユーザーは転売されることを嫌うので、トラブルにならない配慮は必要になってきます。
メルカリ物販を進めていく中で、さまざまな疑問や悩みに直面することがあるでしょう。
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