「Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で商品が全然売れない…」
「なぜほかのフリマアプリよりも商品が売れにくいの?」
「Yahoo!フリマで商品を売るコツを知りたい!」
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で商品を出品したとき、思うように売れず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。Yahoo!フリマは後発のフリマアプリということもあり、サービス利用者が少ないなどの理由で売るのが難しい要素があるのは事実です。
しかし、適切な対策を取ることで売上を伸ばすチャンスはあるので、安心してください。
本記事では、1,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、以下の内容について解説します。
- Yahoo!フリマで商品が売れない理由
- 商品が売れないときの改善策
- Yahoo!フリマで商品を売るコツ
ぜひ本記事を参考にして、Yahoo!フリマで商品を売るための販売戦略を見直してみましょう。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で出品した商品が売れない理由4つ
Yahoo!フリマで出品した商品が売れない理由は、以下の4つです。
- サービス利用者が少ない
- 出品した商品に関連キーワードを含めていない
- 商品価格を相場よりも高く設定している
- 商品情報が不足している
商品が売れない理由を把握して、改善対応につなげていきましょう。
1. サービス利用者が少ない
Yahoo!フリマで商品が売れない理由は、サービス利用者が少ないことが考えられます。PayPayフリマは2019年にリリースされた比較的新しいサービスであり、メルカリやラクマといった先行サービスと比べるとユーザー数が少ない状況です。
フリマアプリ | ユーザー数 |
---|---|
メルカリ | 2,200万人 |
PayPayフリマ | 1,500万件 ※累積ダウンロード数 |
上記より、メルカリに比べるとユーザー数に大きな差があることがわかります。ユーザー数が少ないということは商品を見てもらえる機会も少なくなるため、売れにくさにつながります。
2. 出品した商品に関連キーワードを含めていない
出品した商品に関連キーワードを含めていない場合も、商品が売れにくくなる原因のひとつです。Yahoo!フリマでは商品タイトルや説明文などで、販売したい商品を検索するときに使用されそうなワードを含めていないと、閲覧機会を増やせません。
例えば、革靴を探している人の場合、「革靴」と検索するだけでは目当ての物を見つけるのは難しいです。そこで「ビジネスシューズ」「レザーシューズ」などの別の切り口で検索をします。
上記の例のように、出品した商品に関連するキーワードを含めていることで、より多くのユーザーの検索画面に表示されるようになります。
商品を閲覧するユーザーが集まらなければ、商品が売れる確率は下がっていきます。
3. 商品価格を相場よりも高く設定している
商品が売れない場合、価格設定が相場よりも高いかどうかも見直してみてください。Yahoo!フリマなどのフリマサイトでは同じような商品が多数出品されているため、価格競争が激しくなります。
相場よりも高い価格設定をしていると、ユーザーは同じ商品でもより安く出品されたものを選んでしまうでしょう。とくに、定価以上の高額な商品価格を設定してしまうと、悪質な転売業者だと思われるリスクもあるため注意が必要です。
4. 商品情報が不足している
商品情報が不足していることも、売れない大きな要因となります。Yahoo!フリマのようなオンライン取引では商品の実物を見られないため、購入時の判断材料として詳細な商品情報や複数の写真が使われます。
例として、衣類を購入したいと考えているユーザーならサイズや素材、汚れの有無などの詳細情報がわからないと購入できないでしょう。商品の詳細情報が不足しているとユーザーに不安を与えてしまい、購入してもらえなくなってしまいます。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で売れないときの改善策5つ
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で商品が売れないときの改善策は、以下の5つです。
- 需要のある商品を販売する
- 出品時間を調整する
- 出品価格を相場に合わせる
- 値下げ交渉にうまく合わせる
- ほかのサービスを併用する
長期間商品が売れず悩んでいるときは、解説する内容を参考にして改善につなげていきましょう。
1. 需要のある商品を販売する
Yahoo!フリマで商品が売れない場合、需要のある商品を販売することが重要です。需要のある商品とは「多くのユーザーが探している、または欲しがっているもの」のことです。
Yahoo!フリマで需要のある商品を探すには、以下の方法があります。
- Yahoo!フリマのランキングを確認する
- 社会のトレンドや流行を確認する
- ほかのフリマサイトの売れ筋商品を確認する
とくにYahoo!フリマでは、検索急上昇ランキングやユーザーの欲しいものランキングが見られるため、需要のある商品を確認しやすくなっています。需要のある商品を選ぶことで多くのユーザーに閲覧されやすくなり、売れる可能性が高まるでしょう。
2. 出品時間を調整する
ユーザーが多くアクセスする時間帯に合わせて出品すると、商品の閲覧数が増えて売れやすくなります。一般的に、平日であれば19時から23時ごろにかけてアクセスが多いと言われています。
一方で、早朝や深夜はYahoo!フリマを見ている人が少ないと考えられるため、すぐに商品が売れる確率は低いでしょう。定期的に出品情報を更新すると新着として表示されるため、検索に表示されにくくなった商品は一度取り下げて、時間をおいて再出品するのも効果的な施策です。
3. 出品価格を相場に合わせる
出品価格を相場に合わせることで、ユーザーから購入してもらいやすくなるでしょう。
高い価格で出品するとユーザーが安い商品に流れる可能性があります。商品の相場を確認する方法は、以下のとおりです。
- Yahoo!フリマ内で同じ商品や類似品を探して価格帯を合わせる
- メルカリやラクマなど、ほかのフリマアプリの価格を参考にする
相場よりも高すぎる価格設定は避ければより多くのユーザーに見てもらえ、商品が売れやすくなります。
4. 値下げ交渉にうまく応じる
Yahoo!フリマでは交渉にうまく応じられると、商品を購入してもらえる確率が高まります。買い手は「少しでも安く買いたい」と考えていることが多いため、希望額の半分程度でも値下げに応じると十分に満足してもらえるでしょう。
「少額なら値下げ可能です」とコメントを入れておき、複数購入の場合に値引きするなど、購入者にメリットを感じてもらえる提案も有効です。値下げ交渉に適切に対応すれば購入者との良好な関係を築けるようになり、取引成立の可能性を高められます。
5. ほかのサービスを併用する
商品が売れないときはYahoo!フリマだけでなく、他のサービスを併用するのもおすすめです。各サービスにはユーザー数や利用者層の違いなどそれぞれ特徴があり、商品によって売れやすさが異なります。
長期間出品しても売れないときは、メルカリやラクマなど別のフリマサービスを利用してみましょう。他サービスを併用しながら販売機会を増やせれば、売れる可能性を高められます。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で商品を売るコツ3選
Yahoo!フリマで商品を売るコツは、以下の3つです。
- ハッシュタグを使用する
- 動画出品機能を使用する
- クーポン利用できることをアピールする
商品を売るコツが掴めれば、さらなる利益を得られるようになるでしょう。ぜひ試してみてください。
1. ハッシュタグを利用する
Yahoo!フリマで商品を売るコツは、ハッシュタグを効果的に利用することです。ハッシュタグは商品を分類して検索しやすくする機能で、適切に付けられるとより多くのユーザーに商品を見てもらえます。
例として、アパレル商品を扱うときは以下のようなハッシュタグが付けられるでしょう。
- #ユニクロ
- #メンズファッション
- #春物
ただし、ハッシュタグは商品に関連しないタグをつけると逆効果になります。適切なハッシュタグを活用して商品の検索・閲覧数を増やせれば、商品が売れる確率を高められるでしょう。
2. 動画出品機能を使用する
Yahoo!フリマでは動画出品機能を使うことで、商品の特徴やコンディションをより詳細に伝えられます。
- 衣類ならハンガーにかけて全体の雰囲気を動画で見せる
- 電化製品なら実際に動作している様子を撮影する
商品の状態が細部まで伝われば購入者の不安を解消して信頼性を高められ、売れやすさにつながります。ただし、動画は長すぎず、商品の魅力が伝わる簡潔な内容を心がけましょう。
3. クーポン利用できることをアピールする
クーポンが利用可能であることをアピールするのも効果的です。
Yahoo!フリマでは、商品購入時に使用できるクーポンが頻繁に配布されます。クーポンを利用すると安くなることを、以下のように商品説明欄へ明記すると、購入を検討しているユーザーの背中を押す効果が期待できます。
- PayPay残高でのお支払いで〇〇%還元中!
- ○円引きのクーポンが利用できます。
ただし、クーポンの内容は変更される可能性があるため、定期的に最新情報を確認しながら更新することが大切です。クーポンが利用可能であることをアピールできれば、購入者の購買意欲を刺激し売れやすさにつながります。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)のよくある質問
Yahoo!フリマについて、よくある質問は以下の2つです。
- Yahoo!フリマで売れない物品はなんですか?
- メルカリとどっちが売れる?
Yahoo!フリマで出品しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で売れない物品はなんですか?
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)では、以下のような商品は出品が認められていません。
- クオカードや株主優待券、商品券、切手など金券類
- 現金、クレジットカードなどのカード類
- 偽ブランド品や無断複製したCDやDVDなど権利を侵害する商品
- 転売する目的で入手したと当社が判断するチケット
- たばこ
- 医薬品
- アダルトビデオなどアダルト(わいせつ)関連商材
上記の品目はYahoo!フリマに限らず、いずれのフリマイトでも出品は禁止されています。間違えて禁止されている商品を販売しないように注意しましょう。
メルカリとどっちが売れる?
以下の理由から、メルカリのほうが売れやすいと言われています。
- 月間アクティブユーザー数が多い
- サービスの認知度が高い
メルカリは月間アクティブユーザー数が約2,200万人と言われているのに対し、Yahoo!フリマは2022年9月時点で累計ダウンロード数が1500万人です。ユーザー数が多いほど商品が目に触れる機会も増えることから、メルカリのほうが売れやすいと言えます。
ただし、Yahoo!フリマにもヤフオク!との連携機能など独自の強みがあるため、商品によっては Yahoo!フリマのほうが売れやすいケースもあります。
商品の特性や自身の販売戦略に応じて、両方のプラットフォームを使い分けるのが効果的です。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で売れない原因を解消すれば売上アップにつながる!
Yahoo!フリマで商品が売れない原因は、サービス利用者の少なさや商品情報の不足など多岐に渡ります。しかし、需要のある商品を選び、適切な価格設定ができれば売上アップの可能性は十分にあります。
現状ではユーザー数の差からYahoo!フリマのほうが売れにくい傾向にありますが、特性に応じて出品すると商品が売れやすくなります。
継続的な努力と工夫を重ねて、Yahoo!フリマでの商品販売をより成功させていきましょう。
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