「Amazonで販売価格を下げるタイミングはどこ?」
「値下げしても結局売上が下がってしまう…」
「ライバルに価格競争で負けてしまう…」
Amazonで売上を伸ばすためには、値下げ戦略が欠かせません。値下げをすることで購入してもらえる可能性が上がるので、売上を伸ばすためには適切なタイミングで行うことが重要です。
しかし、タイミングを誤ると利益を損なうリスクもあるので、慎重に見極めるべきです。
本記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、Amazonで値下げすべきタイミングや効果的な値下げ方法について解説します。
- Amazonで値下げすべき3つのタイミング
- 値下げ幅の決め方
- 値下げのベストタイミングを見極める方法
値下げのタイミングに悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。


Amazonで値下げするベストなタイミング

Amazonで値下げするタイミングを見極めることは、販売戦略上とても重要です。適切なタイミングで値下げすることで、売上アップと利益確保を両立できます。
しかし、値下げのタイミングを間違えると利益を損なうリスクがあるので注意が必要です。ここでは、Amazonで値下げすべきベストなタイミングを3つ紹介します。
- 給料日やボーナスの時期
- ユーザーの購買行動にマッチしたタイミング
- セールが開催されている期間
ぜひ参考にしてみてください。
1. 給料日やボーナスの時期
給料日やボーナスの時期は財布のひもが緩みやすくなるので、値下げの狙い目と言えます。
多くの企業では、毎月25日前後に給料日が設定されています。また、ボーナスの支給時期は一般的に、夏と冬の年2回です。
給料やボーナスを受け取った直後は手元に資金があるため、普段は手が出ない高額商品も購入しやすくなります。そのため、25日前後やボーナス支給時期は値下げすることはもちろん、高額商品を出品してみるのもよいでしょう。
2. ユーザーの購買行動にマッチしたタイミング
商品ジャンルによって、ユーザーの購買行動には一定のパターンがあります。購買行動がおおむね決まっている商品ジャンルの例を、以下にピックアップしてみました。
- 子ども向け商品
⇒入学シーズンや夏休み前など - スポーツ用品
⇒シーズン前 - ファッションアイテム
⇒季節の変わり目
このようなユーザーの購買行動に合わせて、値下げするのが効果的です。需要が高まるタイミングで値下げすれば、売上アップにつなげやすいでしょう。
3. セールが開催されている期間
Amazonでは、定期的にビッグセールが開催されています。代表的なセールとしては、年に1回開催されるプライムデーや11月末から1週間にわたって開催されるブラックフライデーセールなどがあります。
セール期間中は、多くのユーザーがAmazonでの購入を検討します。セール時はライバルも値下げし価格競争が激化するため、価格を調整しないと販売機会を失いかねません。
セールの時期に合わせて戦略的に値下げすれば、売上を伸ばせる可能性があります。
Amazonでの値下げにより売れやすくするためにやるべきこと

自分が値下げした商品が売れやすくするために、以下の施策も取り入れてみてください。
- 競合の出品価格をチェックする
- ターゲット層のニーズを理解する
- リサーチツールを活用する
- レビューや問い合わせ内容を参考にする
ひとつずつ解説します。
1. 競合の出品価格をチェックする
まず、競合他社の出品価格を定期的にチェックすることが重要です。
なぜなら同じ商品を販売している場合、価格が安いほうが売れる可能性が高くなるからです。競合の価格変動を把握することで、値下げのタイミングを見極められます。
ただし、競合の価格変動を常に見張るのは現実的に不可能なので、トラッキングツールを活用するのがおすすめです。たとえば、分析ツールの「Keepa」などを利用すれば、ライバルの値下げ状況をアラートで知らせてくれます。

競合他社の動向を常に意識することで、効果的な値下げタイミングを狙えるでしょう。
2. ターゲット層のニーズを理解する
商品のターゲット層を明確にし、購入者のニーズを理解することも大切です。たとえば、子育て中の母親向けの商品なら利便性や安全性、手軽さなどのニーズがあると考えられます。
ユーザー層ごとのニーズに合わせて、商品の魅力を訴求しつつ値下げすることで、購買意欲を高められます。
また、ターゲット層の生活スタイルを理解することも重要です。たとえば共働き世帯が多いターゲット層なら、家事の時短につながる商品が売れやすくなる可能性があります。
ターゲット層の特性を理解し、そのニーズに合わせて値下げすれは、効果的なタイミングを狙えるでしょう。
3. リサーチツールを活用する
価格変動を効率的に把握するには、リサーチツールの活用が不可欠です。ツールを使うことで、過去の価格履歴や在庫状況・競合分析など、幅広いデータを収集できます。
ツールを使って値下げのパターンや市場動向を正確に分析すれば、仕入れ判断の精度は高くなるでしょう。価格追跡ツールを導入することで、手動での価格チェックの手間を省き、戦略的に価格を決められます。
代表的なツールとしてKeepaやSellerSpriteがあります。
おすすめの価格分析ツールについては「Amazonで値下げタイミングを分析するのに使えるツール」の項にて紹介しているので、参考にしてみてください。
4. レビューや問い合わせ内容を参考にする
レビューや問い合わせ内容は、価格設定の重要な判断材料です。商品レビューは購入検討者の決め手となるため、レビュー内容から価格に対する顧客の期待値を読み取りましょう。
商品到着から約1週間後がレビュー獲得の最適なタイミングであり、この時期は商品の良い点や改善点について具体的な内容が得られやすいとされています。
顧客の生の声を分析することで、現在の価格設定が適切かどうかを判断できます。また、レビューや問い合わせから得られる情報は、競合他社との差別化ポイントを発見することにも役立つでしょう。
Amazonで値下げする方法

Amazonで商品を出品していると、途中で値下げをしたくなる場面が出てくるでしょう。出品中に価格を下げる方法を2つ、紹介します。
- 手動で変更する方法
- 最低価格に合わせる方法
実際にAmazonで商品を出品している人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 手動で変更する方法
まず、手動で販売価格を変更するやり方を紹介します。
- セラーセントラルにログインし、「在庫管理ページ」にアクセスする
- リストから価格を変更したい商品を選択し、価格変更オプションを開く
- 価格変更オプションを開いて現在の価格や変更前の価格が表示されたら、新しい価格を入力する
- 入力した価格が正しいことを確認し「保存」をクリックする
出品ページの価格に反映されていれば、問題ありません。
2. 最低価格に合わせる方法
Amazonには、自動的に最低価格に合わせる機能があります。「最低価格で売れればいい」と考えている人は、こちらの方法で設定しましょう。
- セラーセントラルにログインし「価格」→「価格の自動設定」と進む
- 「価格設定ルールをカスタマイズして作成」をクリックする
- 価格設定ルールのプルダウンから「競争力のある最低価格」をクリックし、ルールに名前をつける
- 「マーケットプレイスの選択に進む」→「保存して価格設定ルールの選択を続ける」と進む
- 「詳細編集」タブをクリックし、ドロップダウンメニューから「最低価格に一致」を選択する
- 詳細項目を設定し「このルールをAmazon.co.jpに保存する」を選択すると、価格設定のルール設定が完了する
最後に商品固有のコードであるSKUと自動価格設定ルールを紐づければ、値下げ設定は完了です。
Amazonでタイミングよく値下げすることで得られるメリット

商品の価格を安く設定すれば売れる可能性は高まるものの、闇雲に値下げすればいいわけではありません。ここでは、値下げのタイミングを見計らうことで得られるメリットを3つ紹介します。
- 資金効率が上がる
- 赤字を減らせる
- ライバルに引けを取らない
戦略的に値下げをして、効率よく商品を販売していきましょう。
1. 資金効率が上がる
Amazonでの販売は、在庫管理が重要なポイントです。在庫を抱えすぎると資金が滞留し、新たな仕入れができなくなるリスクがあります。
その点、適切なタイミングで値下げすれば在庫の回転率が高くなり、資金効率を上げられます。
たとえば、需要が低下しそうな商品を早めに値下げして売り切ることで、新たな仕入れ資金を確保できるでしょう。また、売れ筋商品に資金を集中させれば、利益率が高い商品の販売機会を増やせます。

資金効率を高めるための手段として値下げを行うことも、覚えておきましょう。
2. 赤字を減らせる
せどりビジネスでは、常に利益を意識することが大切です。仕入れ価格と販売価格の差が利益を生みますが、長期間在庫として抱えていると保管料などのコストがかさむ恐れがあります。
需要が低下しそうな商品や利益率の低い商品は、早めに値下げして売り切るべきです。多少の値下げであれば利益率は下がるものの、赤字は避けられます。
赤字を少しでも抑えるために売れる見込みがない商品をいち早く見つけ、値下げにより売り切るようにしましょう。
3. ライバルに引けを取らない
Amazonでの販売は、常に競合他社との価格競争にさらされています。同じ商品を販売している場合、価格が安いほうが売れる可能性が高くなるでしょう。
競合他社よりも早くタイミングよく値下げすれば、一時的に価格の面で優位に立てます。
値下げによって売上を伸ばせば、Amazonでの検索結果で上位表示される可能性もあります。上位表示されれば、さらに売上アップにつながる好循環を生み出せるでしょう。
ただし、安易な値下げ競争に陥ると利益を損なうリスクがある点だけ注意が必要です。

値下げのタイミングと価格設定は、慎重に判断するようにしましょう。
Amazonで値下げする金額を決める判断基準

適切なタイミングで値下げをすれば売れる可能性を高められるものの、実際にどのくらい下げればいいのかわからない人は多いでしょう。Amazonで商品を販売するにあたって、いくら値下げするのかを決める判断基準は以下の2つです。
- 新品はカート獲得を目指す
- 中古品はコンディションごとに比較する
値下げの金額に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 新品はカート獲得を目指す
新品商品の販売では、カート獲得が重要です。カートの獲得とは、自分のアカウントが出品している商品を最初に表示させることです。
Amazonの商品ページ右欄の販売元に自分のアカウントが表示されたら、カートを獲得した状態と言えます。カートボタンを獲得すると、自分のアカウントから商品が購入される可能性を高められます。
たとえば、カートを獲得しているライバルの販売価格が1,000円なら、1,000円より安く値段を設定しましょう。
ユーザーは金額が安い商品を選ぶ傾向にあるので、ライバルより少しでも安く出品し、カート獲得を目指すことが大切です。
2. 中古品はコンディションごとに比較する
中古品を販売する場合は、商品のコンディションに応じて価格を比較することが大切です。コンディションは大きく以下の4つに分けられます。
- ほぼ新品
- 非常に良い
- 良い
- 可
当然ながら新品に近いほど値段は高く、状態が悪いほど安くなります。そのため、コンディションと価格のバランスを考えながら値下げ幅を決めなくてはいけません。
競合が出品している商品のコンディションを詳しくリサーチし、適切な価格で出品するようにしましょう。
Amazonで値下げタイミングを分析するのに使えるツール

Amazonで成果を上げるには、分析ツールの活用が欠かせません。物販価格分析に役立つツールには、以下の5つがあります。
- Keepa
- ERESA
- Seller Sprite
- プライスター
- PRIMA
1. Keepa
料金 | 無料プラン: あり (基本機能のみ利用可能) 有料プラン: €19 / 月 (約21ドル) |
公式サイト | https://keepa.com/# |
Keepaは、50億を超えるAmazonの商品価格を追跡・分析できる強力なツールです。商品ページに直接価格推移グラフを表示でき、過去の価格変動から最適な購入タイミングを判断できます。
加えて、価格が設定値まで下がった際に通知を受け取れるトラッキング機能も備えています。有料版では、FBA出品者の在庫数確認や売れ筋ランキングの分析など、より詳細な情報にアクセス可能です。
日本を含む世界各国のAmazon商品データを横断的に確認できるため、グローバルな価格を比較できるのもKeepaの特徴です。
Keepaは、せどりや転売に取り組む人にとって最適な売買タイミングを見極めるのに役立つツールといえます。
Keepaについて詳しく知りたい人は「Keepaの使い方を徹底解説!無料版や拡張機能・ツールの安全性についても紹介」の記事も参考にしてみてください。

2. ERESA
料金 | 無料プラン: あり(基本機能のみ利用可能) 有料プラン(ERESA PRO): 月額3,980円 / 年額39,800円 |
公式サイト | https://eresa.jp/ |
ERESAは、Amazonの商品価格分析に特化した無料ツールです。13億以上の商品データベースを保有し、価格推移やランキング変動を直感的なグラフで表示する機能があります。
商品の基本情報やコンディション別最安値・出品者数の推移などを一目で確認できます。とくに、価格分析においてはコンディション別の価格推移グラフがあり、1~12ヵ月までの期間で分析が可能です。
商品の需要予測に役立つランキング表示や出品者数の変動追跡機能が搭載されている点も、ERESAの強みといえるでしょう。
3. Seller Sprite
料金 | 無料プラン: あり (検索結果が5件までに制限) 有料プラン: 月額$98 / 年額$980(スタンダード会員) |
公式サイト | https://www.sellersprite.com/jp |
Seller Spriteは、Amazonの商品リサーチや市場分析・キーワード最適化に特化した総合的なツールです。無料版では検索結果が5件までしか表示されないなど機能が制限されるものの、月額98ドル~の有料会員であれば全機能が利用できます。
Seller Spriteは、Amazonでの競合分析や市場動向を詳細に把握したい人や、データに基づいて戦略的に商品展開を考えたいセラーにおすすめなツールです。
4. プライスター
料金 | 無料プラン: なし (30日間の無料トライアル期間あり) 有料プラン: 月額5,280円 |
公式サイト | https://pricetar.com/lp/ |
プライスターは、Amazon販売を効率化する総合的な価格管理ツールです。基本機能には、出品作業の効率化や在庫管理・売上分析などが含まれており、11,000人以上のユーザーから支持されています。
24時間365日自動で価格を改定し、最短2分(平均は5分)で競合他社の価格変動に対応可能です。また、6つの自動価格改定モードを備えており、商品特性や市場状況に応じて柔軟な価格戦略を立てられます。
加えて「赤字ストッパー」機能が搭載されており、過度な値下げ競争に参加するのを未然に防げる点も、プライスターの特徴です。
5. PRIMA
料金 | 無料プラン: なし(30日間の無料トライアル期間あり) 有料プラン: 月額7,980円 |
公式サイト | https://prima-tool.com/ |
PRIMAは、13カ国のAmazonマーケットプレイスに対応した高度なデータ収集・分析ツールです。商品コードリストから60項目以上のデータを収集でき、最安値価格や出品者数などの重要な市場データをリアルタイムで把握できます。
料金は月額7,980円で、30日間の無料トライアル期間が設けられています。
特筆すべき機能は、自動価格改定モードを搭載していることで、競合他社の価格変動に応じて柔軟な価格戦略の展開が可能です。評価の低いセラーや新規セラーの価格を除外するなど、詳細な条件設定も可能で、不適切な価格競争を回避できます。
新品・中古・コレクター商品のコンディション別データ収集にも対応しており、さまざまな販売戦略に活用できるでしょう。
なお、売れてる商品をリサーチするときに使えるツールを知りたい人は「Amazonで売れてる商品をリサーチできるツール10選!利益商品の見極め方も紹介」の記事も参考にしてみてください。

Amazonで値下げのタイミングを見計らって利益を伸ばそう!

Amazonでの値下げは、販売戦略において非常に重要です。適切なタイミングで値下げすることで、売上アップと利益確保を両立できます。
値下げのタイミングを見極めるには、競合他社の価格変動やユーザーの購買行動を分析する必要があります。また、商品のターゲット層を理解し、ニーズに合わせて値下げすることも効果的です。

値下げのベストタイミングを見計らって、売上と利益の最大化を目指しましょう。
とはいえ、値下げをするためには一定以上の利益が見込める商品でないと意味がありません。物販ONE🄬を運営するかずが発信しているLINEでは、登録者限定特典として利益商品を公開しています。他にもあらゆるお役立ち情報を発信しているので、せどりで成功したい方はぜひご登録ください!
