せどりはやめたほうがいい?否定的な意見が出る理由やせどりの魅力についても紹介!

「せどりはやめたほうがいいって本当?」
「どのような人に向いているの?」
「せどりの魅力って何?」

「せどりはやめたほうがいい」という意見があるものの、本当に取り組まないほうがいいビジネスなのでしょうか?否定的な意見が出る要因を理解すれば、せどりビジネスの魅力や多くの人が失敗する落とし穴が見えてくるでしょう。

本記事では、1,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について解説します。

本記事でわかること
  • やめたほうがいいと言われる5つの理由
  • せどりに取り組むのはやめたほうがいい人の特徴
  • せどりの魅力

この記事を読めば、ネットが普及した現代においてせどりは成果を出しやすいビジネスであることがわかるので、ぜひ最後までお読みください!

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せどりはやめたほうがいいと言われる5つの理由

まず、せどりに対して否定的な意見が出る理由を5つ紹介します。

  1. 作業量が多い
  2. 稼げるようになるまでに時間がかかる
  3. 市場環境が変化する恐れがある
  4. 継続的に商品を販売することが難しい
  5. 詐欺のセミナーが一定数存在する

「やめたほうがいい」と言われる根拠がわかれば、せどりが本当にやめたほうがいいビジネスなのか判断できるでしょう。

1. 作業量が多い

せどりは他のビジネスと比較しても作業量が多いため、やめたほうがいいと言われる場合があります。作業量の割に利益が少ないと「せどりは稼げない」という印象を抱かれがちです。

実際にせどりで商品を販売するまでに、以下の作業をこなさなければなりません。

本記事でわかること
  • 商品リサーチ
  • 仕入れ
  • 購入者への対応
  • 梱包・発送手続き
  • 在庫や売上の管理

稼げるようになるためには、一連の作業すべてをテキパキとこなせるようになることが求められます。

なお、実際にせどりで安定的に利益を上げている人たちは作業量の負担を軽減するために、一部の工程を外部に依頼する方法を取っています。

2. 稼げるようになるまでに時間がかかる

せどりは始めやすいビジネスではあるものの、すぐに稼げるようになるほど簡単ではありませんそのため、せどりを挫折した一部の人が「せどりは稼げないビジネス」という印象を抱いているのは、仕方がないと言えるでしょう。

せどりに限らず稼げるようになるには、継続的な学習と圧倒的な作業量が求められます。半年から数年の間、努力を積み重ねてようやく安定的に稼げるようになるのが一般的です。

そのため、稼げない期間であってもせどりに取り組み続ける粘り強さが求められるでしょう。

3. 市場環境が変化する恐れがある

物販の市場は、急激に変化するリスクがあります。例えば、商品が過剰に供給されたことによる販売価格の下落や、出品先のECモールのおける規制の厳格化など、挙げたらキリがありません。

市場環境の変化により売れなくなったり、以前よりも利益が小さくなったりすることもあるでしょう。市場環境に合わせて戦略を柔軟に変えていく必要がある点が、せどりビジネスの難しいところと言えます。

4. 継続的に商品を販売することが難しい

せどりで利益を出し続けるためには、商品を継続して販売しなくていけません。商品を継続的に売るのが難しいことも「せどりは難しいからやめたほうがいい」と言われてしまう理由のひとつです。

せどりは「利益が出る商品が見つかったら、それを売り続ければいい」というような単純なビジネスではありません。継続的に利益を出し続けている人は、日々商品リサーチを欠かさず行い、競合他社の動向を分析しつつ販売価格を柔軟に調整しています。

上手くいかないことがあっても継続している人だけが、利益を出し続けるステージに上がれるのです。

5. 詐欺のセミナーが一定数存在する

せどりビジネスには詐欺のセミナーや教材、コンサルなどが一部存在していることも、悪い印象を抱かせる原因となっています。とくにせどり未経験者を対象にして、手軽さや簡単さを売りにしている商材は注意してください

怪しいセミナーや教材の特徴は、以下のとおりです。

  • 広告に「誰でも簡単に稼げる」「誰でも月収10万アップ」などの誇張表現が目立つ
  • 実績を出している人がいない
  • 悪い口コミが多い

とはいえ、セミナーや教材は適切なものを選べば損をするどころか、今まで以上に稼げる可能性があります。「セミナーや商材は詐欺だから手を出さない」のではなく、怪しいものを見極められるようにすることが大切です。

せどりに取り組むのはやめたほうがいい人の特徴

「せどりはやめたほうがいい」という意見に安易に耳を傾ける必要はありません。一方で、せどりには向き不向きがあることも事実です。ここでは、せどりに向いていない人の特徴を3つ紹介します。

  1. 単純作業が苦手な人
  2. 手っ取り早く稼ぎたい人
  3. 学習するのが嫌いな人

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 単純作業が苦手な人

せどりの作業は単純な作業が多いため、同じ作業の繰り返しが苦に感じる人は向いていない可能性があります。

どうしても単純作業が性に合わない人は、外注に依頼するという手もあります。ただし、外注する場合でも自分がある作業内容を理解していなければならないため、自分で取り組む期間はどうしても出てくるはずです。

また、外注に依頼すると外注費がかかることも押さえておかなければなりません。

単純作業が苦手な人でもせどりで成功している事例はあるものの、完全には避けられないことは理解しておきましょう。

2. 手っ取り早く稼ぎたい人

せどりを始めたらすぐに稼げるようになると考えている人も、取り組まないほうがいいでしょう。せどりで安定した金額を稼げるようになるには、面倒くさいと感じるような作業をもくもくとこなす必要があるからです。

実際に、安定して稼げるようになるまでに短く見積もっても1~2年ほどかかると考えてください。せどりで成果を出すには修業期間を避けては通れないため、目に見える結果を出せない期間に耐えられない人にとっては不向きと言えるでしょう。

3. 学習するのが嫌いな人

せどりで成功するには、専門的なノウハウを知識として身につけて、実践できるようになる必要があります。勉強することや経験していく中でトライ&エラーを繰り返すことが嫌いな人は、せどりには向いていません。

せどりで成功している人の多くは教材を購入したりスクールに参加したりして、利益を出すために必要な知識を身につけています。

もちろん、勉強期間中に大きく稼ぐことは難しく、多少の損失を出すこともあるでしょう。ただしその失敗を糧にすれば、次に同じような失敗を繰り返すことはなくなり、成功につなげられるはずです。

知識と経験を地道に積み上げていく時間があるからこそ、安定して利益を出せるようになります。

せどりはやめたほうがいいと言われてもおすすめできる理由

「せどりはやめたほうがいい」という声はあるものの、それでも人気ビジネスのひとつです。せどりの魅力は以下の4つです。

  1. 手元資金が少なくても始められる
  2. 即金性が高い
  3. 得意分野を活かせる
  4. せどりで身に付けたスキルは他の仕事にも活かせる

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 手元資金が少なくても始められる

せどりは比較的低コストで始められることが、大きな特徴です。仕入れる商品は数千円程度で済む物がほとんどで、仕入れ資金として10万円ほど準備できれば、せどりビジネスを始められます。

また、商品を仕入れたり出品したりするために必要なツールは、インターネットに接続できる環境とパソコンの2つだけです。

チャレンジするために必要な物が少ない点が、せどりの魅力と言えるでしょう。

2. 即金性が高い

即金性が高い点もせどりのメリットで、商品が売れた段階ですぐに売上を立てられます。

せどりと同じく在宅でできる仕事にはプログラマーやデザイナー、ライターなどがあります。しかし、いずれもクライアントに成果物を納品しないと報酬を得られません。

その点せどりは、クライアントを見つけたり成果物を作成したりする手間がなく、商品さえ売れれば報酬が発生します。他のビジネスと比較して即金性の高さが頭一つ抜けていることが、せどりの魅力と言えるでしょう。

3. 得意分野を活かせる

自分が好きなジャンルやよく知っている種類の商品を取り扱えば、自分の得意分野を活かせます。例えば、おもちゃのジャンルはマニアックなユーザーからの需要があるため、深い知識がないと利益を取れるかどうか判断できないケースがあります。

詳しいジャンルの商品を取り扱えば、リサーチや仕入れなどの場面で活かせる可能性は高いでしょう。

しかも興味があるジャンルの商品なら、リサーチしていても苦になりません。楽しく働けるという点において、マニアックな商品知識を持っている人にもせどりはおすすめできます。

4. 身に付けたスキルを他の仕事にも活かせる

せどりで身に付けたスキルは、他の仕事につなげられる可能性があります他の仕事に活かせる例は、以下のとおりです。

  • これからせどりを始めたい人に向けてスキルを伝授する
  • 初心者向けのブログを作成して広告収入を得る

上記のように、せどりで培ったノウハウを生かして別の収入源を獲得できるため、働き方の可能性を大きく広げられるでしょう。

せどりを始めるならやめたほうがいいこと

せどりに取り組んでいると、第三者から「せどりはやめたほうがいい」と言われるようなやり方をしてしまう場合があります。せどりの印象を悪くしないようにするために、以下3つのことは避けて取り組むようにしましょう。

  1. せどりについて勉強しないまま始める
  2. 品薄商品を買い占める
  3. 仕入れ先店舗でマナー違反をおかす

ひとつずつ解説します。

1. せどりについて勉強しないまま始める

せどりについて何も学ばずに始めようとする人は、ほとんどの場合失敗します。

売れる商品について理解していないので、仕入れたとしても売れません。また、余計な失敗を重ねることになるので、成果が出るまでに時間を要します。

そのため、これからせどりを始めようとしている方は、まず学習から始めるべきです。あらかじめ学習しておけば余計な失敗をすることなく、最短ルートで成果を上げられます。

いきなり数十万円のコンサルや教材を購入するのに抵抗がある場合は、ネット上の情報や書籍を参考にする方法もあります。

2. 品薄商品を買い占める

品薄商品を買い占めて利益を上げる方法は、せどりビジネスにおいて正攻法でないばかりか、社会に迷惑がかかる行為です。

具体的な例が、コロナ禍に起きたマスクなどの衛生用品の買い占めです。本来1,000円以内で手に入るマスクが転売目的で買い占められ、結果としてネット上の通販サイトで数万円の価格で販売される事態が起こり、問題になりました。

通常の流通経路を妨害するようなやり方は、せどり本来の稼ぎ方ではありません自分の利益を優先するあまり、社会に迷惑がかかる行動は避けるべきでしょう。

3. 仕入れ先店舗でマナーを違反する

仕入れ先店舗で迷惑がかかるような行為をしないことも、せどりをするうえで最低限のマナーです。例えば、以下のような行動がマナー違反に該当します。

  • バーコードをチェックしたいあまり、商品に付いているシールを勝手にはがす
  • 仕入れのために長時間居座り、他のお客様に迷惑をかける

お店側が目に余ると判断した場合、トラブルに発展する恐れもあります。店舗せどりで商品を仕入れる場合は、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

せどりはやめたほうがいいと言われても気にしないことが大切!

せどりは「やめたほうがいい」と言われることがあるものの、他のビジネスと比較すると柔軟な働き方のひとつです。また、一旦せどりで稼げるようになれば、培ったスキルを他の人へレクチャーするなど別の仕事にも派生できます。

「手に職を付けたい!」という人は、半年から数年間本気でせどりに取り組んでみることをおすすめします。

ただし、あなたが「せどりはやめたほうがいい」と言われる原因になるような取り組み方はしないように、注意してください。節度とマナーを持ってせどりに取り組むことが大切です。

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