「ドラッグストアせどりの方法が知りたい。」
「売れ筋商品はなに?」
「おすすめの仕入れ先も知りたい!」
ドラッグストアせどりは取り扱われている商品単価が比較的安価なため、少ない資金で始められ人気があります。しかし、仕入れる商品の種類や仕入れ方にはコツがあり、初心者が闇雲に始めて利益を取れるほど容易ではありません。
そこで、本記事では2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE代表のかずが、ドラッグストアせどりについて以下の内容を解説します。
- ドラッグストアせどりの取扱商品・おすすめ仕入れ先
- 仕入れのコツ
- 利益を出すコツと注意点
ドラッグストアせどりのノウハウが理解できるので、ぜひ最後までお読みください!
ドラッグストアせどりとは?取扱商品や仕入れ先を解説
ドラッグストアせどりとは、ドラッグストアで購入した商品を転売して利益を得るビジネスのことです。ここでは、ドラッグストアせどりについて以下の内容を解説をします。
- ドラックストアせどりの取扱い商品
- 主な仕入れ先
それぞれ見ていきましょう。
取扱い商品
ドラッグストアせどりでよく取引されている商品は、次のとおりです。
- 食品・健康食品
- 化粧品・スキンケア用品
- 日用品
- 香水
- 家電 など
ドラッグストアで販売している、一部を除いたすべての商品が仕入れ対象になります。ただし、医薬品や一部の化粧品は薬機法に違反する場合があり、取扱いが難しいため避けたほうがいいでしょう。
主な仕入れ先
主な仕入れ先となるドラッグストアを、以下にピックアップしてみました。
- ウエルシア
- サンドラッグ
- マツモトキヨシ
- ツルハドラッグ など
上記に加え、ホームセンターや家電量販店の日用品コーナーもドラッグストア同様に豊富な日用品を取り揃えているため、仕入れ先の対象になります。
ドラッグストアせどりで仕入れる際に押さえるべきポイント6つ
ドラッグストアで商品を仕入れる際に、押さえておくポイントを6つ紹介します。
- 廃盤商品を狙う
- 値札を念入りにチェックする
- ワゴンセール品を狙う
- 医薬品は仕入れない
- プライベートブランドは避ける
- 決算の時期を狙う
少しでも利益を上げられるように、ひとつずつ見ていきましょう。
1.廃盤商品を狙う
ドラッグストアせどりでは、メーカーの生産が終了した「廃盤商品」を狙って仕入れることが重要です。廃盤になった商品は市場には出回りにくくなりますが、Amazonでは価格が高騰し需要が高まるためです。
その理由は、店舗側は廃盤になった商品を早く売り捌きたいと思っている一方で、Amazon上では市場に手に入らなくなった商品がリピーターによって求められるからです。
たとえば柔軟剤や洗剤は定期的にパッケージや容量、成分などが変わり、古いデザインが廃盤になりやすい傾向があります。廃盤商品を見つけたら、必ず確認して仕入れましょう。
2.値札を念入りにチェックする
ドラッグストアせどりにおいて「値札」は、廃盤商品や利益商品を見つけるための重要な「目印」が書き込まれていることから、情報の宝庫と言えます。たとえば「現品限り」や「在庫限り」は、廃盤である可能性が高いです。
また、手書きの値札もチェックしてみてください。在庫処分や売れ残り、または何度も値下げがされている商品かもしれません。大幅に値下げされている可能性があるので、見逃さないようにしましょう。
3.ワゴンセール品を狙う
ドラッグストアせどりで店舗仕入れをするなら、最初に足を運ぶべきはワゴンセールです。ワゴンの中身は、廃盤商品や商品の入れ替え、在庫処分品の宝庫です。
ただし、ワゴン内には外箱不良品や賞味期限間近の食品などもあるため、念入りにチェックしてから仕入れましょう。
4.医薬品は仕入れない
ドラッグストアせどりでは、医薬品の取扱いは避けてください。せどりで医薬品を販売するには、専門的な資格が必要です。さらに、プラットフォームによっては出品に当たり厳しい審査が設けられているため、基本的には個人では取り扱えないと考えてください。
資格なしで販売をしてしまうと薬機法違反になってしまい、その後の取引ができなくなってしまう可能性があります。医薬品を取り扱えるのは、以下の資格保有者のみです。
- 薬剤師
⇒すべての種類の医薬品(第1類、第2類、第3類医薬品)を販売できる - 登録販売者
⇒第2類および第3類医薬品を販売できるが、第1類医薬品は販売できない
5.プライベートブランドは避ける
ドラッグストアのプライベートブランドは、仕入れ対象外にしましょう。理由は次のとおりです。
- メーカーが独占販売している場合が多い
- 元々安く売られている商品なので、利益が出しにくいうえに、需要も薄い
ドラッグストアにおけるプライベートブランドには、次のようなものがあります。
ツルハドラッグ | くらしリズム |
スギ薬局 | エスセレクト |
マツモトキヨシ | matsukiyo |
プライベートブランドの商品はメーカーが専売しているので、そもそも出品できないことが多いです。たとえ売れたとしても、薄利になるのでおすすめはできません。
6.決算の時期を狙う
決算の時期には、大幅な蔵出しセールが行われます。値引率も非常に大きいので、絶好の仕入れタイミングです。
ドラッグストアごとに決算時期はさまざまですが、多くの店舗では3月頃と9月頃に実施しています。特定の商品が大量に値下げされることもあるので、タイミングを逃さないように前もってリサーチしましょう。
ドラッグストアせどりで利益を出すコツ3つ
ドラッグストアせどりに取り組むにあたり、どのように利益を出すのか気になる人は多いでしょう。取り組むのであれば、以下3つのコツは押さえておきましょう。
- セット販売をする
- ポイントを活用する
- 公式アプリや公式ラインに登録してお得な情報を得る
ひとつずつ解説します。
1.セット販売をする
ドラッグせどりで利益を増やすためには、セット商品にして販売すると効果的です。セット商品が売れやすい理由は、次のとおりです。
- お買い得だと感じやすい
- 組み合わせを考える手間が省ける
- 「限定セット」などは今しか手に入らない限定感を感じる
単品で利益が見込めない商品でも、セット販売することで売れるケースはよくあります。例として、洗剤やお菓子などがセットになって売られているところを目にしたことがある人も多いでしょう。
同じ商品を複数組み合わせて販売する「まとめ売り」や、本体と詰め替えを組み合わせた「セット売り」が、セット販売の定番です。お菓子はアソートにするとパーティやお土産品として喜ばれるのでおすすめです。
2.ポイントを活用する
ドラッグストアの各店舗が独自に展開しているポイント制度を活用し、地道にポイントを稼ぎましょう。ドラッグストアによっては、ポイントの二重取りができる場合もあるので、コツコツと貯めてみてください。
- ウエルシア
⇒WAON POINT、Vポイント - ツルハドラッグ
⇒楽天ポイント、ツルハポイントカード - スギ薬局
⇒dポイント、スギポイント
貯めたポイントは支払いに充てられるため、仕入れ資金の足しにでき、利益率のアップにつながります。
3.公式アプリや公式ラインに登録してお得な情報を得る
ドラッグストアの公式アプリや公式ラインに登録して、割引の情報や安売りの情報を取得しましょう。公式ラインは登録さえしておけば自分からサイトやアプリを開いて探しに行く手間もなく、情報が自動的に送られてきます。
期間限定の情報もあるため、受け取れるか否かでライバルとの差別化に大きくかかわってくるでしょう。
ドラッグストアせどりに取り組む際の注意点4つ
ドラッグストアせどりを始める際に注意すべき点を4つ紹介します。
- キャンペーン商品は価格競争を引き起こす場合がある
- 出品制限が多い
- せどり・転売禁止の店舗が増えている
- 賞味期限/消費期限に注意が必要
押さえておかないと「思ったよりも利益が出ない…」となる場合もあります。ひとつずつ見ていきましょう。
1.キャンペーン商品は価格競争を引き起こす場合がある
キャンペーン商品は全国で一斉に安くなるため、他のライバルもこぞって狙います。同じ時期に出品すれば、Amazonサイト内で同じ商品を出品する人が増えて飽和状態になるでしょう。
供給が過剰になり価格競争を引き起こせば、薄利になるか売れ残る可能性が大きくなります。赤字を避けたければ、出品のタイミングを見送るのもひとつの選択肢です。
2.出品制限が多い
ドラッグストアせどりで仕入れる商品によっては、出品制限がかかるため把握しておきましょう。
- 医薬部外品
- 医療機器
- 化粧品
とくに、医薬品の場合は資格のない人が転売すると薬機法に違反し、知らずに転売してしまったとしても罰せられる可能性があります。
絆創膏など日常的に使っている物も医療用品に分類されるため、どこまで該当するのか確認しておきましょう。ブランドメーカー側が第三者による無許可の販売を制限している場合もあるので、むやみに売らないほうが無難です。
また、化粧品販売においては商品を小分けにして出品することが禁止されていたり、製造番号を消して転売したりした場合も薬機法違反になります。
さらに、商品ページで効果・効能や病名・症状に訴求する表現をすれば、景品表示法違反になります。化粧品やサプリなどの効果などを明言してはいけません。
このように、出品制限がある商品を扱えば法律に違反してしまうリスクがあるため、転売は避けるか最新の注意を払って行う必要があります。
3.せどり・転売禁止の店舗が増えている
せどり目的の購入を禁止している店舗は、年々増えています。仕入れ目的の購入に対して店側は、次のような対策をしています。
- 一人あたりの購入数量を制限している(お一人1点まで など)
- ネットショップや店舗の張り紙に「転売目的の購入はお断りします」と明記されている
- 会員登録で購入履歴を把握し、せどりが疑われる場合に次回以降の購入を制限する
- オンラインでの大量購入は、キャンセルになる
このような対策は、消費者に必要な商品を公平に提供するための措置として行われています。仕入れ数については良識的な範囲で仕入れ、必要であれば複数の店舗を回るなどの対策を取るとよいでしょう。
4.賞味期限や消費期限に注意が必要
ドラッグストアで仕入れる商品は使用期限や消費期限、賞味期限を長めに見積もって仕入れることも重要です。使用できる期限が限られていると早めに捨てなければならないため、購入者は購入するのをためらってしまいます。
またAmazonせどりの場合、FBA倉庫に保管している食品の消費期限が60日を切ると商品は販売停止となり、出品者は返送または廃棄の選択を迫られます。すべての商品の期限を自分で管理するのは難しいですが、FBA倉庫に入れておけば、誤ってお客様の元へ発送してしまうリスクもありません。
仕入れのコツを知ればドラッグストアせどりで利益を出せる!
ドラッグストアせどりは始めやすく、やり方も複雑ではないため、初心者が始めるにはぴったりのせどりです。ドラッグストアは身近にあるため、多くの人にとっては仕入れに困ることもないでしょう。
取り扱う商品も日用品が中心となるため、他ジャンルに比べると商品知識も少なくて済む点も大きなメリットです。仕入れる商品と仕入れ先を決めたら、さっそく始めてみましょう!
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