「ebay輸出の始め方は?」
「ebay輸出を始めるのに必要な準備は?」
「出品する際に注意すべきことを教えてほしい!」
eBay輸出を始めたいと思った際に、具体的なやり方がわからず困っている人がいるのではないでしょうか。
eBay輸出を始める際のアカウント作成や設定は、すべて英語で表記されています。日本語に翻訳できても、入力すべき項目がわからないままになってしまうことが少なくありません。
輸出販売を開始してから困らないように、正しい方法で進める必要があります。
本記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について解説します。
- eBay輸出の始め方
- eBayの物販で成功する方法
- eBayで輸出を始める際の注意点
eBay輸出を始める際につまづく人が多い項目を網羅的に解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
ebay輸出の始め方【アカウント作成4STEP】
eBay輸出を始める際はまずアカウントを作成します。作成手順は、以下の4ステップです。
- アカウント登録
- セラーアカウント登録
- Payoneerアカウントの作成
- セラーアカウントとPayoneerを連携
順番に解説します。
1. アカウント登録
まず、eBayのトップページで言語を英語表記に切り替えます。日本語のままでも進められますが、クリックできない場所が出てくるなどの不具合が生じる可能性があるため、英語表記にするのがおすすめです。
画面上部にある「日本語」をクリックすることで、英語表記に切り替えられます。
英語表記に切り替えたら、画面左上の「register」をクリックします。
次の画面が表示されるので、必要事項を記入しましょう。
個人で始める場合は「Personal」、個人事業主と法人は「Business」を選択します。それぞれ入力する情報は、以下のとおりです。
- First Name:名前
- Last Name:苗字
- Email:登録用のメールアドレス
- Password:任意のパスワード
今回は、個人アカウントとして登録を進めます。
情報の入力が完了すると、ログインした状態で再びトップページが表示されます。左上の「Hi ~」から「Account settings」を選択し、住所・電話番号を登録する画面に進んでください。
英語表記になるので、住所の並びは日本語と逆です。すべてアルファベットで入力しましょう。
各項目に入力する情報は、以下のとおりです。
- Address:番地 町名
- Additional Information:マンション・ビル名・部屋番号
- City:区市町村
- State / Province / Region:都道府県
- Postal Code:郵便番号
- Mobile number:携帯電話番号(先頭の0は省略)
入力が完了したら「Continue」をクリックして次に進みます。
「Personal Info>Personal Information」から、登録した内容が合っているか確認します。
- Username:eBayに表示されるユーザー名
- Account type:個人で登録した場合はIndividual
- Contact info:登録のメールアドレスと電話番号
- Personal info:設定した住所が合っているかを確認する
ここまでできれば、アカウント作成は完了です。
2. セラーアカウント登録
次に、販売するためのセラーアカウントを作成します。eBayのトップページから「sell」を選択します。
出品する商品を検索するページが開きます。
セラーアカウントを作成する際は、仮の出品ページを作る必要があるため、適当に商品を選択しましょう。
アイテム名を入力すると、カテゴリーの候補が表示されます。適当に選択して右上「Done」をクリックすると、検索結果が表示されます。
なお、今回は販売アカウントの作成が目的なので、ここで選択する商品はどれでも大丈夫です。例えば「Aapple Watch」選択した場合、以下の画像のように表示されます。。
一番上に出てきた商品を選択して、商品の状態を選択して【Continue to listing】をクリックします。
すると、以下のような画面が出てきます。候補から商品を選択したので、すでに商品情報が入力されている状態です。基本的にはデフォルトで入力されているまま進みます。
価格(PRICING)と発送方法(SHIPPING)は入力しなければいけないため、以下の画像と同じ情報を入力します。
セラーアカウントの作成が完了するまで出品されることはありませんが、発送元や期間を「Preferences」から設定する必要があるため、仮で入力していきます。
画像のように【Japan】、【City,State】を都道府県もしくは市区町村をローマ字で入力しましょう。
ここまで設定が終わったら、画面の一番下に進んで「List it」をクリックします。
ここまで記載した出品情報は下書きとして保存され、セラーアカウント登録ページに移行します。
電話番号の認証画面が表示されます。Phone number(先頭の0は省略)が間違ってないか確認して、「Text me」を選択しましょう。
記載した電話番号に認証コードが送信されるので、入力して「Continue」を選択してください。
アカウントタイプの選択画面が出てくるので、最初のアカウント作成時と同じタイプを選ぶようにしましょう。今回は「individual(個人)」で進めていきます。
次に、Payoneerのアカウントを持っているか選択する画面に移ります。
すでに「Payoneer」アカウント作成済みの方は、「Yes」を押してアカウント連携に進みます。まだ作成していない方は、このまま「Payoneer」アカウントの設定を行うために「No」を選択しましょう。
3. Payoneerアカウントの作成
次に、Payoneerのアカウントを登録します。まずは、右上の言語選択から日本語に変更しましょう。
空欄部分をすべて記載し「次へ」をクリックします。
住所情報と携帯番号を入力後、認証コードを使って認証します。
認証が完了したら、ユーザー名とパスワードを設定しましょう。
最後に、銀行口座情報を登録します。プルダウンに登録したい銀行がない場合は、その他を選択します。銀行名をアルファベットで入力して、完了ボタンをクリックしてください。
銀行コードを入力して、完了ボタンをクリックします。
「eBayセラーさん、ようこそ!」のページが表示されれば、Payoneerの登録は完了です。
4. セラーアカウントとPayoneerを連携
最後に、セラーアカウントとPayoneerアカウントを連携させます。Payoneerの登録が完了すると、以下の画面に切り替わります。
登録した情報に間違いがないかを確認します。問題なければ、ページ下の「Continue」を押します。
次に、クレジットカードの登録をしましょう。eBayで購入した際、ここで登録したクレジットカードから引かれます。
最後に、登録ボタン「Submit request」を押して完了です。
ここまででアカウント作成は終了です。
ebay輸出の始め方【出品までの3STEP】
アカウント登録が完了したら、eBayで商品を出品できます。eBayで商品の出品および販売する方法は、以下のとおりです。
- 商品をリサーチして仕入れる
- 商品ページを作成して出品する
- 売れた商品を発送する
順番に解説します。
1. 商品をリサーチして仕入れる
ebay輸出を始める際は、まずどの商品が売れるかをリサーチします。ebay輸出で利益を出すためには、売れやすい商品を販売していくことが重要です。
リサーチができたら、次にその商品を仕入れます。仕入れる物は日本国内で入手しやすい商品や、価格が安定している商品を選びましょう。
仕入れ先は、実店舗やメルカリ・ヤフオクなどのオンラインショップが挙げられます。実店舗では商品を直接確認できるので、不具合によるクレームを未然に防げます。オンラインショップでは出品者が多く、珍しい商品を入手できる場合があるため、使い分けることが大切です。
リサーチは売上に直結する重要重要なステップです。
eBayにおけるリサーチ方法については「eBayのリサーチ方法4選!おすすめのツールや利益商品が見つからないときの対処法も紹介」の記事で解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
eBayのリサーチ方法4選!おすすめのツールや利益商品が見つからないときの対処法も紹介2. 商品ページを作成して出品する
仕入れと写真の準備が完了したら、次に商品ページを作成しましょう。ebayの「出品」ページから、商品の情報を入力します。
ユーザーが安心して商品を購入できるように、詳細な情報を提供することを意識してください。
具体的に入力する情報は、以下のとおりです。
- タイトル
- 商品説明
- 価格
- 発送方法
購入後にトラブルが起きるとアカウント評価が下がり、信頼性に関わるため、丁寧に記載することが重要です。
商品の写真は最大で24枚選択できるため、なるべく多く、かつ綺麗なものを使用しましょう。写真は商品の状態や特徴を購入者にわかりやすく伝えることが大切です。
また、送料や発送方法についても明確に記載しておきましょう。商品ページが完成したら、実際に商品を出品していきます。
3. 売れた商品を発送する
出品後、商品が売れたら速やかに発送の準備を行いましょう。発送予定日や発送後は追跡番号を連絡すると、購入者が安心できます。
梱包は丁寧に行い、商品が損傷しないように注意しましょう。とくに、国際発送の場合は梱包材をしっかりと使い、丁寧に梱包することが重要です。
発送が完了したら、追跡情報をebayのシステムに入力します。購入者が商品を追跡できるようにすることで、信頼性を高められます。
【初心者向け】ebay輸出で成功するポイント3選
eBay輸出で成功するためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- リサーチを徹底する
- タイトルや画像を意識する
- 手数料や送料を正しく計算する
順番に解説します。
1. リサーチを徹底する
ebay輸出で成功するためには、売れる商品のリサーチを徹底することが重要です。競合の動向や市場のトレンドを把握し、需要が高い商品を選ぶと在庫を抱えるリスクを減らせます。
ebay輸出で利益を得るためには時間をかけて、慎重に商品を選定しなければなりません。最初のうちは、出品する商品1つを見つけるために、丸1日以上かかることもあるでしょう。
ebayの追加機能やアプリを使うと、効率よくリサーチできます。eBay輸出で成功するか否かは、リサーチにかかっているといっても過言ではありません。
2. タイトルや画像を意識する
商品のタイトルや画像は、購入してもらう確率を上げる重要な項目です。
多くのユーザーは、キーワードで検索する人が多い傾向にあります。そのため、関連するキーワードをなるべく入れたりブランド名を記載したりすると、興味関心を引くタイトルになります。
タイトルは80文字まで入力可能となっているため、その範囲内でわかりやすく、商品を正確に表現するものに設定しましょう。
画像はきれいなものを使用し、複数の角度から撮影することで、購入者に商品の特徴を伝えられます。
3. 手数料や送料を正しく計算する
ebayで商品を販売する際には、手数料や送料を正確に計算することが重要です。出品にかかる費用を見積もり、利益を確保するための価格設定を行いましょう。
ebay利用時にかかる基本的な手数料は、出品手数料と落札手数料の2つです。出品手数料、落札手数料はアカウントストアに応じて決められています。これに加えて、売れたあと入金される際に決済手数料がかかります。
【参考】
料金について|eBay
仕入れを行う前に輸出先を想定し、商品価格と手数料、送料を計算して利益を得られるか計算しましょう。正確な計算を行うことで、予期せぬ損失を防げます。
ebay輸出を個人で始める際に注意する3つのポイント
eBay輸出で稼ぐために注意すべきポイントは、以下の3つです。
- 出品禁止の商品がある
- アカウントごとに出品制限が掛けられている
- まずは一つ目のアカウントに集中する
順番に解説します。
1. 出品禁止の商品がある
ebayでは出品が禁止されている商品が定められているため、出品前に確認してください。例えば、偽造品や著作権を侵害する商品、危険物などが該当します。食品の販売も一部の条件では禁止される場合があるため、出品前に確認しましょう。
出品禁止の商品を誤って出品してしまうと、アカウントが停止される可能性があります。事前にebayのガイドラインを確認し、禁止商品を把握しておくのが重要です。
アカウントの停止といったペナルティを受けないよう、出品前に規約を確認しておきましょう。
【参考】
出品時の注意点|eBay
2. アカウントごとに出品制限が掛けられている
eBayではアカウントリミットと言って、出品できる商品数・金額がアカウントごとに決められています。アカウントを立ち上げた時点での制限は毎月3品200ドル以内です。
出品可能な商品数と金額を引き上げるためには、販売実績が必要です。また、アカウントリミットを引き上げるためには、メールや販売サポートを通じて申請を行う必要があります。
ebay輸出を始める際は、まず低価格帯の商品から始めて、徐々に取引履歴を積み重ねていきましょう。
3. まずは一つ目のアカウントに集中する
eBayは複数アカウントの作成が認められていますが、初心者はまず一つ目のアカウントに集中しましょう。
複数アカウントを作ることで、専門店化して売上を増やしたり、アカウント凍結のリスク分散ができたりするメリットがあります。
しかし、eBay初心者が複数のアカウントを運用するのは負担が大きくなり、続けられなくなります。最初から複数のアカウントで運用しようとして失敗するケースは、少なくありません。
eBay輸出で複数のアカウントを作成したいのであれば、まず一つ目のアカウントで売上を安定的に出してからにしましょう。
ebay輸出の始め方を知ってアカウントを作ってみよう
ebay輸出を始めるには、正しい手順で確実に進めることが重要です。アカウント作成やPayoneerとの連携など、セラーならではの手続きが必要になります。
アカウント作成後は商品のリサーチを行い、出品禁止品に注意しながら輸出を行います。知識だけ入れてもわからないことが多いため、実際に手を動かしてみましょう。
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