「iPhoneを転売したら儲かるかも?」
「でもiPhone転売ってバレないの?」
「法的に問題ない転売方法があるなら知りたい!」
iPhoneの転売を考えたことがある人なら、このような疑問が一度は頭をよぎるでしょう。確かに、iPhoneを安く仕入れて高く売れば稼げる可能性は十分にあります。
しかし、一歩間違えるとiPhoneの転売行為は違法になりかねないため、取り組む前にルールを把握することが大切です。
今回の記事では、iPhoneの転売がバレる行動や法に触れるパターンについて、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずがわかりやすく解説します。これから物販ビジネスを始める予定がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
- iPhoneの転売がバレる行動
- iPhoneの転売がバレて法に触れるパターン
- iPhoneを転売する際の注意点
iPhoneの転売がバレる背景には総務省の転売規制がある
iPhoneの転売がバレる背景には、総務省による転売規制の存在があります。総務省は2019年10月より、携帯電話の不適切な利用を防止するための指針を策定しました。
この指針では、iPhoneを含むスマートフォンの転売を規制の対象としています。具体的には、端末を大量に購入して転売する行為や、短期間で繰り返し契約を結ぶ行為などを規制しました。
携帯電話事業者は総務省の指針に沿って転売防止の取り組みを行っているので、以前よりもiPhoneを転売するハードルが上がっています。
iPhoneの転売がバレる2つの行動
iPhoneの転売がバレる行動として挙げられるのは、以下の2つです。
- 短期契約を繰り返す
- 大量購入をしている
iPhoneを取り扱おうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 短期契約を繰り返す
iPhoneの転売目的で、短期間に繰り返し契約を結ぶ行為は規制の対象です。例えば、iPhoneを購入して数ヶ月で解約し、再び新たな契約を結ぶといった行為が該当します。
携帯電話事業者は同一人物による短期契約の繰り返しを監視し、制限をかけています。一定期間内に複数回の契約・解約を行っている場合、転売目的であると判断されるでしょう。
2. 大量購入をしている
一般的に、個人が一度に多数のiPhoneを購入する必要性は低いと考えられます。そのため、1人で10台以上のiPhoneを購入した場合など大量購入を行っていると、転売目的の可能性を疑われます。
転売目的でiPhoneを大量購入することは、総務省の指針に反する行為であり、周囲に知られるケースがほとんどです。販売店側が転売防止策として、購入台数制限を設けているケースがあるので、規則を破らないように気をつけましょう。
iPhoneの転売がバレて法に触れる3つのパターン
iPhoneの転売がバレて法に触れるパターンを3つ紹介します。
- SIMロックを解除していない端末を転売
- 自分名義の端末を転売
- 不良品や偽物を転売
iPhoneの転売ビジネスを始めるのであれば、覚えておきましょう。
1. SIMロックを解除していない端末を転売
iPhoneを転売する際、SIMロックを解除していない端末を販売することは携帯電話不正利用防止法に違反してしまいます。SIMロック解除とは、携帯電話事業者との契約に基づいて行われる手続きです。
契約者以外の第三者が勝手にSIMロックを解除し、端末を転売することは認められていません。SIMロックが解除されていないiPhoneを転売した場合、罪に問われる可能性があります。
転売する際は、必ずSIMロックを解除した端末を販売しましょう。
2. 自分名義の端末を転売
自分名義で購入したiPhoneを転売すると、「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(携帯電話不正利用防止法)」の違反となる可能性があります。
無断で自分名義のiPhoneを転売した場合、契約違反として損害賠償を請求されることがあります。また、転売先のトラブルに巻き込まれるリスクもあるでしょう。
他人名義でiPhoneを購入したり、偽名を使ったりすることも法律違反なので絶対にやめてください。
【参考】携帯電話等を販売店からだまし取る行為は犯罪です!|警視庁
3. 不良品や偽物を転売
iPhoneの転売において、不良品や偽物を正常品として販売することも法的に問題があります。故障した端末や正規品ではない模倣品を転売した場合、詐欺罪に問われかねません。
粗悪品を高額で相手に売りつけるのは、購入者を欺く悪質な行為でトラブルに発展するリスクも高くなります。iPhoneを転売する際は端末の状態を十分に確認し、正規品であることを保証することが必須です。
故障していたり不具合が起きていたりする端末を出品する際は、商品説明文に「ジャンク品である」旨を忘れずに記載しておきましょう。
iPhoneの転売は購入後1年経った白ロムであれば可能!
iPhone転売は一歩誤ると違法行為とみなされかねない、リスクの高い商品です。しかし、購入してから1年以上が経過した白ロムであれば、販売しても法的には問題ありません。
白ロムとは、SIMロックが解除された中古のiPhoneを指します。
白ロムを出品する際は、端末の状態や付属品の有無などを確認し、適切な価格を設定しましょう。箱や付属品が揃っている場合は、高値で販売しやすくなります。
iPhoneを転売する際の注意点3つ
iPhoneを転売する際は、以下3つの注意点を押さえておきましょう。
- 仕入れの際に製品の状態を確認する
- オークションやフリマアプリを使う場合は相手の評価を見る
- 販売する端末に付属品があるかチェックする
ひとつずつ解説します。
1. 仕入れの際に製品の状態を確認する
iPhoneを転売する際は、仕入れた端末の状態を入念に見て傷や不具合がないか確認することが重要です。外観に傷や汚れがないか、動作に問題がないかをチェックしましょう。
とくにネットワーク利用制限の有無は重要で、利用制限がかかっている「赤ロム」は避ける必要があります。ネットワーク利用制限を調べる方法は、以下のとおりです。
- 端末のIMEI番号(15桁)を調べる
- 確認サイトにIMEI番号を入力する
- 結果を確認する
【参考】ネットワーク利用制限チェッカー
赤ロムは転売を禁止されているため、発覚した場合は取り扱わないようにしましょう。
2. オークションやフリマアプリを使う場合は相手の評価を見る
iPhoneの転売にオークションサイトやフリマアプリを利用する場合は、取引相手の評価をチェックすることも忘れないでください。評価の低い相手はトラブルに巻き込まれるリスクが高いため、取引は極力避けましょう。
また、取引前に相手とのコミュニケーションを十分に取ることも重要です。商品の状態や発送方法などを確認し、相手が信頼できるかを見極めておくことをおすすめします。
3. 販売する端末に付属品があるかチェックする
iPhoneを転売する際は、端末に付属品が揃っているかチェックしておきましょう。
- 充電器・ケーブル
- イヤホン
- 説明書
付属品が揃っていないと、相場を下回る金額でしか売れない可能性があります。また、付属品の有無を明記せずに販売すると、トラブルに発展するリスクがあるので注意が必要です。
転売する端末に付属品があるかを確認し、相手に対して状態を正確に伝えましょう。
iPhoneを安く仕入れるタイミング3選
iPhone転売で成功するためのポイントは、できるだけ安く仕入れることです。価格が安くなるタイミングがあるので、取り扱うのであれば押さえておきましょう。
- iPhoneの新機種が発売されたとき
- キャリアが決算を行う時期
- キャリアがセールを行っている時期
ひとつずつ解説します。
1. iPhoneの新機種が発売されたとき
iPhoneの新機種が発売されるとユーザーが乗り換えるため、型落ちモデルの需要が減り、連動するかのように価格が下がる傾向にあります。
新機種の発売後しばらくすると、旧機種を安く仕入れられるチャンスがあります。ただし、旧機種の在庫がなくなると価格が上昇する可能性もあるため、タイミングを見計らうことが重要です。
旧機種を安く仕入れるタイミングを逃さないように、iPhone関連のニュースは常にチェックしておきましょう。
2. キャリアが決算を行う時期
携帯電話キャリアが決算を行う時期も、iPhoneを安く仕入れるチャンスです。キャリアは決算期に売上目標を達成するため、端末の販売促進に力を入れる傾向があります。
具体的に行われる施策は、端末の値下げやキャッシュバックキャンペーンなどです。キャンペーンを利用すると、通常よりも安い価格でiPhoneを仕入れられます。
決算時期はキャリアによって異なりますが、多くの場合は以下の時期に行われます。
- 3月末
- 6月末
- 9月末
- 12月末
3. キャリアがセールを行っている時期
キャリアがセールを実施している時期も、iPhoneを安く仕入れるチャンスです。キャリアは端末の販売を促進するために、定期的にセールを実施しています。以下の時期にセールを実施していることが多いので、チェックしてみてください。
- 春の新生活時期
- 夏のボーナス時期
- 年末年始 など
セール時は端末の値下げやキャッシュバックキャンペーンが行われることが多いため、お得にiPhoneを購入できます。ただし、iPhoneのような人気機種は在庫がすぐになくなることも珍しくないため、早めに行動することが重要です。
iPhoneの転売を行うなら正しいやり方を理解することが大切!
iPhoneの転売は儲かる可能性がありますが、やり方を間違えると法的な問題を問われかねないビジネスです。転売がバレる主な原因は、短期契約の繰り返しや大量購入などの不自然な行動が挙げられます。
最悪の場合、法律違反で逮捕されるケースもあるため、今回の記事を参考に対策を図ってみてください。正しい手順を踏んで、iPhone転売で成功できるように準備を整えましょう。
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