「メーカーから直接仕入れができたら安く仕入れられるのでは…?」
「個人セラーでもできるのか知りたい!」
せどりでは基本的に実店舗やECサイトから仕入れることになりますが、仕入れ値を抑えるにあたり、一度はメーカーと直接取引できないか考えるでしょう。個人がメーカーと取引するのは難しいと思われがちですが、実は問題なく仕入れに使えます。
今回の記事では、メーカーから仕入れる手順について、1,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、わかりやすく解説します。物販ビジネスの利益を上げられる可能性があるため、ぜひ参考にしてみてください。
- メーカーから仕入れる手順
- メーカーから仕入れる前に準備すべきもの
- メーカー仕入れを成功させるコツ
メーカーから仕入れる手順を5ステップで解説
メーカーから仕入れる手順は、以下の5ステップです。
- Amazonで売れ筋の商品を探す
- メーカーに営業する
- メーカーからの返信にリアクションする
- 見積もりをチェックする
- 利益が出そうな場合は発注を行う
再現性の高い方法なので、ぜひチェックしてみてください。
1. Amazonで売れ筋の商品を探す
メーカーから仕入れる際は、まずAmazonで需要の高い商品を見つけることが重要です。Amazonのベストセラーランキングや注目ランキングを活用し、売れ筋の商品を見つけましょう。
また、商品のレビュー数や評価点数も参考になります。高評価のレビューが多い商品は顧客満足度が高く、リピート購入が期待できる可能性があります。
競合商品の価格帯や販売状況も確認すると、仕入れ対象の商品を選びやすくなるでしょう。
2. メーカーに営業する
売れ筋商品のメーカーが見つかったら、連絡を取ります。メーカーのWebサイトやSNSアカウントから連絡先を探し、メールや電話でアプローチしましょう。
メーカーから信頼を得るために、営業の際は自社の強みやビジネスモデルを明確に伝えることが重要です。仕入れたい商品名や希望数量、納期などの具体的な情報も提示すれば、スムーズに商談につなげられるでしょう。
3. メーカーからの返信にリアクションする
メーカーから返信があったら、速やかに対応してください。可能な限り当日中に返信し、メーカーからの質問や要望に丁寧に答えましょう。
見積もりや取引条件について詳細を確認し、不明点があれば追加の質問をすることも大切です。メーカーとの信頼関係を築くために、誠実で前向きな姿勢で接しましょう。
4. 見積もりをチェックする
メーカーから見積もりが届いたら、内容を入念にチェックします。商品の単価や最小発注ロット、支払い条件などの詳細を確認し、自社の物販ビジネスに適しているか調べましょう。
見積もりの内容によってはメーカーと交渉し、より有利な条件を引き出すアクションも必要です。コストや利益率を慎重に計算し、ビジネスとして成立するかを見極めましょう。
見積もりの内容に納得できない場合は、他のメーカーも検討するなど、柔軟な対応が求められます。
5. 利益が出そうな場合は発注を行う
見積もりの内容を精査し十分な利益が見込める場合は、発注手続きに進みます。発注する際は商品の数量や希望納期、配送方法などを明確に伝えましょう。
また、支払い条件についてもメーカーと合意しておく必要があります。発注後はメーカーとの連絡を密に取り、納品までの進捗を確認しておくと安心です。
納品された商品は速やかに検品し、品質や数量に問題がないことを確かめましょう。
メーカーから仕入れる前に準備すべきもの5つ
メーカーから仕入れる前に準備すべきものは、主に以下の5つです。
- メールアドレス
- ホームページ
- 名刺
- 開業届
- 資金
事前に準備しておけば、スムーズに取引を進められます。ひとつずつ見ていきましょう。
1. メールアドレス
メーカーとの取引を始める前に、ビジネス専用のメールアドレスを用意しておくのがおすすめです。独自ドメインのメールアドレスを作成しておけば、信頼性を高めることにつながります。
独自ドメインのアドレスの例
「xxx@buppan-one.com」
独自ドメインであれば、@以降の文字列を好きに設定できる
独自ドメインのメールアドレスは年間1,000~2,000円程度で発行可能です。
Gmailなどのフリーメールアドレスは相手から「事業目的ではないかも」という印象を持たれる恐れがあります。送信するメールアドレスでビジネスのプロであるか否かを判断されることもあるため、年間数千円の支出は経費だと割り切って発行しましょう。
2. ホームぺージ
高品質なホームページを作成することで、メーカーに対する信頼性を示せます。会社情報や取扱い商品の詳細、連絡先などを明確に記載し、安心感を与えられると理想的です。
デザインや使いやすさにも配慮し、自分がビジネスのプロだと伝えられるレベルのホームページを作成しましょう。メーカーがホームページを見て、取引の判断材料にすることも考えられるので、ホームぺージ制作に力を入れることは大切です。
3. 名刺
取引相手の初対面などで使用するために、名刺もしっかり用意しておきましょう。名刺に記載しておくべき情報は、以下のとおりです。
- 会社名
- ロゴ
- 連絡先 など
デザインにもこだわって作成することで、相手の印象に残りやすくなります。名刺交換は重要なビジネスマナーでもあるので、必ず早い段階で作成しておきましょう。
4. 開業届
正式に物販ビジネスを開始するために開業届を提出し、個人事業主として登録しましょう。原則として、開業日から1ヶ月以内に提出することが法律で定められています。
開業届の提出は、個人事業主として取り組んでいることの証明になります。
これから本格的に物販ビジネスを行うのであれば、開業届は最寄りの税務署に早めに出しておきましょう。
5. 資金
仕入れに必要な資金も準備が重要です。資金管理をしっかりと行うことで、メーカーから安定して仕入れられるようになります。
必要な資金を事前に計算し、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。資金が不足してしまうと仕入れができないのはもちろん、撤退を余儀なくされてしまいます。
資金不足によって取引が滞ることのないように、事前にまとまった資金を用意しておきましょう。
メーカー仕入れを成功させるコツ3選
メーカー仕入れを成功させるコツとして、以下の3つを紹介します。
- 先に物販テクニックを学んでおく
- 問い合わせるメーカーのリストを作成する
- 将来的には外注を視野に入れる
最速最短でメーカー仕入れを成功させるために、ぜひ押さえておきましょう。
1. 先に物販テクニックを学んでおく
メーカー仕入れを成功させるためには、まず物販ビジネスの基本や成功事例を学び、知識を深めることが重要です。いくら安く仕入れたとしても、需要がない物を販売しても利益が出ることはありません。
物販に関する基礎知識や成功事例を学んでおくことで、利益商品を見つけやすくなり、最小限の労力で成果を上げられる可能性があります。独学から始めると失敗するリスクが高いため、すでに成果を上げている人から学ぶのがおすすめです。
近年は物販の教材やオンラインサロンなど、学べる場がたくさんあるので、気になるところに足を運んでみてください。
2. 問い合わせるメーカーのリストを作成する
効率的にメーカーにアプローチするために、ターゲットとする商品のメーカーをGoogleスプレッドシートなどでリストアップしておきましょう。メーカーの連絡先や担当者情報を整理しておくと、スムーズなコミュニケーションを図れるようになります。
リストを作成しておくとメーカーの特徴や条件が見えてくるため、成約率を高める交渉ができるようになるでしょう。
3. 将来的には外注を視野に入れる
ビジネスの拡大にともない外注に依頼することで自分の作業時間を大幅に削減できます。外注スタッフを募集する際は、クラウドソーシングやSNSなどを活用するのがおすすめです。
外注を上手く活用することで多くのメーカーと取引件数を増やせるようになり、ビジネスを拡大できます。人手が足りなくなってきた段階で組織化を行い、効率よく案件を回せるようにしましょう。
メーカー仕入れを行う際の3つの注意点
メーカー仕入れを行う際の主な注意点は、以下の3つです。
- メールテンプレートはあくまで参考として捉える
- 事前のリサーチをしっかりとAmazonで行う
- 目安として50万~100万は初期費用として持っておく
少しでも早く稼げるようになるために、ぜひチェックしてみてください。
1. メールテンプレートはあくまで参考として捉える
メーカー営業の際はメールテンプレートを活用することがありますが、そのまま使用するのは避けましょう。テンプレートはあくまで参考として捉え、自分の状況やメーカーの特性に合わせた調整が重要です。
メーカーごとに求められる情報や条件が異なる場合があるため、同じようなテンプレートでは効果的なアプローチができません。
テンプレートを参考にしつつ各メーカーに適した文面を作成し、個別のニーズに対応できるようにしましょう。
2. 事前のリサーチをしっかりとAmazonで行う
メーカー仕入れを成功させるには、事前のリサーチが欠かせません。
とくに、Amazonは売れ筋商品を把握するうえで必要な情報が豊富にあります。Amazonのベストセラーランキングや注目ランキングを活用し、需要の高い商品を特定しましょう。高評価のレビューが多い商品は顧客満足度が高く、安定した売上が期待できます。
競合商品の価格帯や販売状況も確認し、仕入れ対象の商品を絞り込むことが大切です。失敗のリスクを最小限にするために、入念なリサーチを行いましょう。
3. 目安として50~100万円は初期費用として持っておく
メーカーから仕入れる際は、一定の初期費用が必要になります。多くの場合、取引が決まった際の支払いは現金前払いが求められます。
スムーズに取引を開始するには、十分な資金を事前に準備しておくことが重要です。メーカー仕入れを行うのであれば、目安として50~100万円程度を確保しておくのが望ましいでしょう。
資金があれば仕入れ代金だけでなく、配送料や倉庫代などせどりに関するあらゆる費用もカバーできます。資金不足によって仕入れ機会を逃すことがないように、あらかじめ必要な資金を用意しておきましょう。
メーカー仕入れは個人でも可能!手順を知っておくことが大切
メーカー仕入れは個人でも可能で、はじめから手順を把握しておけば何も難しいことはありません。ある程度の事前準備は必要ですが、理解してしまえば難なく進められるでしょう。
実店舗やECサイトからの仕入れよりはハードルは高いものの、安い金額で仕入れられる可能性があるため、利益アップが期待できます。少しでも利益を高めるために、ぜひ取り組んでみてください!
とはいえ、実際にどんな商品が売れるのかわからないとお悩みの人もいるでしょう。そのような方に向けて、1,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、利益商品を紹介しているPDFデータを無料でプレゼントします。
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