「メルカリで自分が出品した商品にいいね!を付けてもいいの?」
「そもそも自分の商品にいいね!を付けるとどんなメリットがある?」
「他の人にバレたら恥ずかしいのだけど、大丈夫だよね…」
自分の商品を売れやすくするために、出品した商品に自分でいいね!を付けるという戦略は有効です。まだ自分の商品にいいね!を付けたことがないなら、もしかしたら機会損失しているかもしれません。
本記事では、1,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について解説します。
- メルカリの出品に自分でいいね!したことはばれない
- 自分でいいね!を付けるメリット・デメリット
- いいね!を付けても売れないときの対処法
メルカリにおける「いいね!」の機能を網羅的に解説したので、ぜひ最後までお読みください!
【結論】メルカリの出品に自分でいいね!したことはバレない
メルカリにおいて「誰がいいねしたか」は分からないようになっています。そのため、メルカリで自分が出品した商品にいいね!を付けても、他のユーザーにバレることはありません。
また、自分の商品にいいね!を付けることはメルカリの規約違反に該当しないので、戦略的に行っていきましょう。
メルカリの出品に自分でいいね!を付けるメリット
ここでは、自分が出品した商品にいいね!を付けることでどのような「いいこと」があるのか解説します。
- いいね!が付きやすくなる
- 出品情報の見栄えが良くなる
- 購入につながりやすくなる
- 安心感を与えられる
- やり取りしている出品を見失わないようにできる
ひとつずつ見ていきましょう。
1. いいね!が付きやすくなる
自分の商品にいいね!を付けると、他のユーザーからももらえる効果が期待できます。いいね!が1つも付いていない商品は、他のユーザーからいいね!をもらいにくい傾向にあります。
SNSを利用している人であれば、フォローしている人の投稿に対して最初にいいね!を付けるのに抵抗を感じたことがある人は多いでしょう。メルカリでも同様に、最初のいいね!を付けるのは、抵抗があるものです。
また、メルカリには値下げをしたタイミングでいいね!を付けたユーザーに通知を送る機能もあります。商品を売れやすくするためにも、いいね!を集めることは大切な要素です。
2. 出品情報の見栄えが良くなる
自分が出品した商品にいいね!を付けておけば、商品の魅力度が若干増します。商品を出品しているのに、いいね!がまったく付いていないと「この商品は魅力的ではないんだ…」という印象を与えかねません。
メルカリせどり初心者の人にとって、1いいね!を獲得することは意外にハードルが高いケースもあります。そのため、自分でいいね!を付けて出品情報の見栄えを少しでもよくするのも一つの戦略です。
3. 購入につながりやすくなる
商品にいいね!が付いていると「興味を持っている人が他にもいるんだ!」と、ユーザーに思わせる効果が期待できます。いいね!がまったく付いていない商品よりも、一つでもいいね!が付いている商品のほうが「早く買わないと売れてしまうかも!」という気持ちになるものです。
その結果、購入につながるケースもあるでしょう。
また、他のユーザーからのいいね!も相乗効果で獲得できれば「いいね!」順にしたときに上位を狙えます。そうなれば、他の商品よりも売れやすくなるでしょう。
4. 安心感を与えられる
メルカリユーザーはいいね!数が多いほど、出品されている商品に対して安心する傾向にあります。他のユーザーがいいね!していることにより、人気があることの証拠として認識するからです。
一方、誰からもいいね!が付いていない出品情報は商品自体に問題がなかったとしても、余計な不安感を与えてしまいかねません。お昼時でも空席が目立つ飲食店には、あまり人が寄り付かないのと同じ心理現象と言えます。
メルカリユーザーに無用な不安感を与えないためにも、いいね!がない状態で放置するのはできる限り避けたほうが無難です。
5. やり取りしている出品を見失わないようにできる
コメントのやり取りをしている出品商品を見失わないように、いいね!を付けるという使い方もできます。出品している商品の数が多くなるとメルカリの通知量も増加し、コメントの通知を見逃してしまう恐れがあります。
「コメントのやり取りがある出品情報にいいね!を付ける」のようなマイル―ルを定めておけば「いいね!」した商品一覧を見返すだけで、これまでのやり取りを追跡できます。そうすれば、ユーザーから届いたコメントを見逃さなくなるはずです。
このように「いいね!」は、見逃し防止機能として活用できることを押さえておきましょう。
メルカリの出品に自分でいいね!を付けるデメリット
自分の商品にいいね!を付けるのは、メリットだけでなくデメリットもあります。ここでは、いいね!を付ける際の注意点を紹介します。
- 1つの出品に対して1回しかいいね!できない
- いいね!一覧のリストが煩雑になる
- 自分の商品を値下げしたときにも通知が届く
デメリットを理解したうえで、自分の商品にいいね!を付ければ問題なく運用できるでしょう。
1. 1つの出品に対して1回しかいいね!できない
自分で出品した商品には1回しかいいね!できない点は押さえておきましょう。自分の商品にいくつもいいね!を付けられる仕様になっていると、いいね!の価値がなくなってしまうからです。
なお、複数アカウントを作成していいね!を付けるという方法も考えられますが、メルカリはサブアカウントの作成を禁止しています。
複数アカウントを所持していることがバレた場合は、以下のようなペナルティが科せられる恐れがあります。
- 取引のキャンセル
- 出品した商品
- 退会
「自分の商品に付くいいね!を増やしたい」という理由で、複数アカウントを作成するのは止めましょう。
2. いいね!一覧のリストが煩雑になる
自分の商品にいいね!を付けると不便になる点を挙げるなら「いいね!一覧」が煩雑になり、商品を管理しにくくなることです。
出品だけでなく購入するときにもメルカリを使っている人は、他ユーザーの出品に付けたいいね!と、自分の商品に付けたいいね!が混在します。すると「買いたいな!」と思っていいね!した商品を見つけにくくなります。
「いいね!一覧」を見やすくするために、売れた商品のいいね!は外しておくのがおすすめです。そうすれば「いいね!一覧」から販売した商品は消えるため、見た目がスッキリします。
3. 自分の商品を値下げしたときにも通知が届く
自分の商品を値下げしたときに、いいね!を付けた商品の通知が届くのも煩わしいポイントです。
メルカリは、いいね!を付けた人に値下げしたことを通知する機能があります。その通知機能が有効になっていると、自分自身にも値下げ通知が届いてしまいます。
対策としては「いいね!した商品の値下げ」の通知機能を切っておくことです。設定方法は、右下の「マイページ」から「お知らせ・機能設定」をタップし「いいね!した商品の値下げ」のトグルをオフにするだけです。
上記の設定をしておけば、自分が値下げしたタイミングで値下げ通知が届くことはありません。
誤ってメルカリの出品に自分でいいね!を付けてしまったときの取り消し方
自分が出品した商品に間違えていいね!を付けてしまった場合は、もう一度「いいね!」ボタンをタップするだけで解除できます。
この方法は、自分の商品だけでなく他の人が出品した投稿に関しても使えます。間違っていいね!を付けてしまったら、もう一回タップまたはクリックするだけと覚えておくといいでしょう。
メルカリでいいね!を付けても売れないときの対処法
自分の商品にいいね!を付けて、も売れないケースはあります。その場合の対策について、5つのポイントに絞って解説します。
- 商品の写真を撮りなおす
- 説明文を魅力的にする
- セット売りやセット割りも検討する
- 値下げをする
- 再出品する
商品がなかなか売れずに行き詰まっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 商品の写真を撮り直す
いいね!が付いても商品が売れない場合は、商品画像を撮り直すとよいでしょう。商品画像はタイムラインの中でもっとも目立つ要素です。
画像で商品の魅力が伝わらないと、購入してもらえる可能性はガクっと下がります。
具体的には、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 商品はできるだけ良い状態で撮影する(しわや汚れを取り除く)
- 商品の上から光が差し込むようにする
- 写真の比率は1:1にする
写真の比率を1:1にするのは、メルカリのタイムラインに掲載される画像が1:1になっているからです。
iPhoneでは以下のように設定できます。
メルカリユーザーの目を引くような商品画像を撮影しましょう。
2. 説明文を魅力的にする
商品に興味を持ったユーザーが、画像の次に見るのが商品説明文です。説明文で商品の魅力を伝えきれないと離脱してしまい、他ユーザーの商品に購入希望者が流れてしまいます。
商品説明文を書くにあたって押さえるべきポイントは、以下のとおりです。
- 商品名やサイズ、色などの基本的な情報は網羅する
- どのようなタイミングでどんな風に使えるのかを具体的に書く
- 限定感をアピールする(限定〇個など)
商品がなかなか売れないときは、説明文の情報が不足していないか見直してみてください。
3. セット売りやセット割りも検討する
商品が単品で売れない場合は、セット売りやセット割りを取り入れることも選択肢に入れてみましょう。
例えば、本やマンガなどのシリーズ物は、セット販売したほうが売れやすくなったり高く売れたりする傾向にあります。単品で売れなくても、商品をセットにして割安で販売すると売れやすくなることも珍しくありません。
また、バラで売るよりセットで売ったほうが送料は安くなります。セットで販売すれば商品が売れやすくなるだけでなく、経費を削減できるので一石二鳥です。
4. 値下げをする
出品した商品が売れないときは、値下げするのも一つの手です。出品している商品の相場よりも価格を高く設定していたのであれば、値下げするだけでも売れる可能性はあります。
また、10%以上値下げするといいね!を付けたユーザーに通知が届く機能も活用できます。いいね!がたくさん付けられていれば、多くのユーザーに値下げ通知が行き届くため、もう一度商品を見てもらえるチャンスを作れるでしょう。
このように、値下げと通知のダブルコンボによって、商品が売れる確率を高められます。
5. 再出品する
ここまで紹介した対策を講じても売れないなら、一度出品を取り下げてもう一度出品しなおす「再出品」を試してみましょう。再出品によってタイムラインの上位に表示させれば人目に付きやすくなり、購入してもらえる可能性を上げられます。
再出品の際は、最初の出品よりも販売価格を抑えるのがコツです。そうすることで「価格が高くて売れない」という不安材料を小さくできます。
注意点を上げるとするならば、再出品するとその商品に付いたいいね!はすべて消えてしまうことです。いいね!が消えると、その商品に興味を持っている人のリストを失ってしまいます。
とはいえ、いいね!が数多く付いていても長期間売れていなければ、売れる可能性はほとんどありません。数週間から数ヵ月経っても売れないのであれば、再出品も検討するようにしましょう。
メルカリの出品に自分で「いいね!」を付けてもOK!商品を魅力的に見せよう
メルカリで自分の商品にいいね!を付けることは、商品を魅力的に見せたり他ユーザーからのいいね!を集めたりする効果があります。ただし、それでも商品が売れない場合はもっと抜本的な対策を打たなければ打開するのは難しいものです。
しかし、具体的に何に取り組んだらいいか分からない人は多いのではないでしょうか?
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