「メルカリに出品できなくなった理由が知りたい」
「メルカリに出品できないときは、どうすればいいの?」
「メルカリに出品できない条件を教えてほしい!」
メルカリを利用していると、販売しようとした商品が出品できなくなったことはありませんか?
出品ができない主な原因は、出品禁止商品に該当していたりメルカリ側に問題が起きていたり、などが挙げられます。ルールに違反してアカウント制限がかかると今後の販売戦略に支障をきたしかねません。
そこで本記事では、500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®が、以下の内容について徹底的に解説します。
- メルカリに出品できない7つの理由
- メルカリに出品できないときの対処法
- メルカリで出品禁止されている項目
メルカリで出品できないという悩みを解消できるようになっているので、ぜひ最後までお読みください!
なお物販ONE®代表のかずは、物販にチャレンジしている人に向けて有益な情報をLINEにて配信しています。メルカリ物販に悩みを抱えている人は、ぜひご登録ください!
メルカリに出品できない7つの理由
メルカリに出品できない理由は、以下の7つです。
- 通信環境が安定していない
- システムエラーが出ている
- メルカリに出品できない商品を出している
- 商品情報の入力が不足している
- 商品情報に禁止ワードが含まれている
- 本人確認ができていない
- アカウント制限がかかっている
順番に解説します。
1. 通信環境が安定していない
使用しているネット回線やWi-Fiの通信環境が安定していないと、メルカリに出品できないことがあります。通信が安定しない状況は、以下のとおりです。
- サービス自体の通信速度が遅い
- 通信回線が混雑している
- 公共のWi-Fiなど最低限の環境で通信している
通信環境が悪い場所では、メルカリアプリやブラウザの動作が安定せず、出品情報を送ったとしても登録できないことがあります。
2. システムエラーが出ている
メルカリで「不明なエラーです。操作をやり直して下さい。」というシステムエラーが表示される場合も、出品できない要因のひとつです。システムエラーが出る原因は、主に以下の2つです。
- アプリの不具合
- キャッシュによる動作不良
キャッシュとは、直近に読み込んだデータや使用頻度の高いデータを一時的に保存したものを指します。保存したデータが多くなりすぎると容量を圧迫し、動作が遅くなる原因になる可能性があります。
改善する方法として、マイページのキャッシュのクリアや、アプリを再インストールなどの方法を試してみてください。
3. メルカリに出品できない商品を出している
メルカリでは規約で禁止されている商品は出品できません。出品できない商品は多岐に渡り、禁止されているジャンルだけで35種類もあります。
一例として、以下の商品が規約で禁止されています。
- 偽ブランド品
- 小分けした化粧品
- 電子データ
- 医薬品、医療聴き
- 危険物に該当するもの
法律で規制されているものやトラブルに発展しやすい商品は、あらかじめ禁止されています。出品できない場合は、規制に引っかかっていないか確認しましょう。
4. 商品情報の入力が不足している
出品するときに商品情報の内容が不足していないか、確認してみてください。メルカリで出品する際は、以下の項目が入力必須となっています。
- 商品画像がない
- 商品名が入っていない
- 商品の説明が入力されていない
- カテゴリー設定がない
- 商品の状態がわからない
- 配送料の負担の記載がない
- 配送の方法の記載がない
- 発送元の地域がわからない
- 発送までの日数が記載されていない
- 販売価格がない
入力漏れがある場合はエラーが表示され、当該項目を入力するように指示が入ります。すべての項目が入力されていることを確認してから「出品する」のボタンをクリックしましょう。
5. 商品情報に禁止ワードが含まれている
商品情報に禁止ワードが含まれている場合も、メルカリでの出品が認められません。禁止ワードとは、以下に該当するワードを含んでいる場合です。
- ノークレーム(NC)
- ノーリターン(NR)
- ノーキャンセル(NC)
- 暴言・差別ワード
とくに3Nと呼ばれる「ノークレーム」「ノーリターン」「ノーキャンセル」はつい使いがちなので、注意が必要です。3Nや暴言・差別ワードが商品説明に記載されているだけで、出品を拒否されます。
出品できないときは禁止ワードが含まれていないか、確認してみましょう。
6. 本人確認ができていない
メルカリで商品を出品するためには、事前に本人確認を済ませていなければなりません。マイページの右上にある「本人確認する」にチェックが入っていない場合は、本人確認の手続きが済んでいない証拠です。
本人情報が未入力になっていると、登録完了して審査に合格するまで商品の出品が制限されます。本人確認は最長5日程度の時間を要するため、前もって済ませておくことが大切です。
本人確認の申請をしても解除されない場合は、メルカリに問い合わせてみてください。
7. アカウント制限がかかっている
メルカリでは、規約違反などがあるとアカウントに制限がかかります。規約違反になる可能性がある行為の一例を、以下にピックアップしてみました。
- メルカリが用意した取引の流れに沿わない行為
- 商品の手渡しを強要すること
- 販売を目的としない出品行為
- 外部サービスなどに誘導する行為
利用規約に違反しているとみなされると、アカウントが一時利用停止になってしまいます。利用制限にかかった場合は、規約違反になるような行為がなかったか振り返ってみてください。
メルカリに出品できないときの対処法
メルカリに出品できないときの対処法は、以下のとおりです。
- 通信環境のよい場所で使う
- アプリに不具合がないか確認する
- 運営に出品できない理由を問い合わせる
対処法について解説します。
通信環境のよい場所で使う
ネット回線が原因で出品できなかった場合、通信環境のよい場所で操作することで改善が見込めます。自宅のパソコンやWi-Fi環境など、通信が安定した環境で出品を試してみてください。
メルカリ以外のアプリを動かして通信に影響がないようであれば、通信状況は問題ないと判断できます。通信環境が良好な場所が身近にない場合は、コワーキングスペースや漫画喫茶などがおすすめです。
アプリに不具合がないか確認する
メルカリアプリで原因不明のエラーが発生している場合は、以下の2点を確認してみてください。
- お知らせ内のニュースを見る
- メルカリ公式Xのお知らせを見る
メルカリ側で不具合が発生している場合は、メルカリ公式からお知らせが届きます。仮にアプリの不具合が確認できたなら、メルカリ側の復旧対応を待つ必要があります。
復旧のお知らせが配信されてから、出品の操作を行いましょう。
運営に出品できない理由を問い合わせる
どのように対応しても商品を出品できない場合は、メルカリ運営に問い合わせをしてみてください。メルカリ運営への問い合わせ方法は、以下のとおりです。
- マイページを選択
- ヘルプセンターを選択
- ガイドの内容を開く
- ページ下の「お問い合わせはこちら」を選択
- 問い合わせ内容を入力して送信
商品を出品できない状況を具体的に入力して、送信しましょう。エラー内容や制限状態のスクリーンショットを添付すると、問い合わせ内容を運営に正しく伝えられます。
注意点として、メルカリへ問い合わせをするためにはログインしていなければならないことです。あらかじめ、メルカリのログイン状態は確認しておきましょう。
メルカリに出品できないもの8選
メルカリに出品できない主な商品は、以下のとおりです。
- 安全面、衛生面に考慮が必要な食品類
- 小分けした化粧品類
- サプリメント類
- 危険性のあるもの
- 医薬品・医療機器
- チケット類
- 領収書・公的証明書類
- 規制薬物・危険ドラッグ類
中には法に抵触する物もあり、出品した時点で逮捕される恐れもあるため、ひとつずつ押さえておきましょう。
1.安全面、衛生面に考慮が必要な食品類
人の身体に影響する食品類は、安全面・衛生面を考慮して制限が設けられています。
生の食品や消費期限が切れている物など、問題が生じるリスクが明らかに高い物は出品が禁止されており、具体的な品目は以下のとおりです。
- 消費(賞味)期限が既に切れている食品
- 消費(賞味)期限が到着後1週間以内に切れる食品
- 生の食肉、魚介類
- 要冷蔵の食品類
- 消費(賞味)期限および食品表示が確認できない食品 など
食品を出品する場合は、安全性を証明するために消費(賞味)期限と日本語の食品表示が確認できる写真を掲載しなければいけません。食品を出品できないときは、安全面・衛生面が確認できる状態で出品しましょう。
2.小分けした化粧品類
医薬品医療機器等法(薬機法)により、化粧品を小分けにして出品することも禁止されています。小分けした化粧品とは、化粧品を元のパッケージから別の容器に移した物のことです。
- 許可なく製造、小分けされた医薬部外品
- 小分けや詰め替えをした化粧品類
化粧品を別の容器に移す行為は薬機法の「製造」にあたり、許可を取得していなければ違法になります。
また、化粧品関連では許認可のない手作りの化粧品類を販売することも禁じられているので、理解しておきましょう。
3.サプリメント類
サプリメント類も種類によっては出品禁止商品に該当します。以下に該当するサプリメントは違反になる可能性があるので、押さえておきましょう。
- 医薬品に該当する成分が含まれている等、法令に抵触するもの
- 海外並行輸入品
- 薬効表現、標榜が法令に抵触するもの
- 人体に危険を及ぼす可能性があるとみられるもの
医薬品に該当する成分が含まれている物は薬機法に抵触するため、販売できません。サプリメントで販売できる物は、国内製でかつ医薬品に該当しない物だけです。
出品できない場合は、含まれている成分や表記に問題がないか確認してみましょう。
4.危険性のあるもの
人体や取扱いに危険性のある物も、メルカリで販売することが禁止されています。危険性があるとみなされる物は、以下のとおりです。
- 花火、火薬、灯油、ガソリンなど
- 毒物、劇物など
- バッテリーが膨張、破損、故障した電化製品
- 非純正(互換品)のバッテリー類
- PSマークがなく、法令の安全基準を満たしていないもの
取扱いに危険性があるとメルカリ側が判断した物品は、事務局に取引キャンセル・商品削除・利用制限の措置を取られる場合があります。法に抵触する物品もあるため、販売しないように気をつけてください。
5.医薬品・医療機器
医薬品や医療機器も薬機法に抵触する可能性があるため、出品ルールが設けられています。出品禁止になる項目は、以下のとおりです。
- 医薬品
- 日本国内で承認されていない海外製の医薬品
- 販売に法律上の許可または届出を要する医療機器
- 医薬品に該当する成分が含まれている製品
- 薬効表現、標榜が薬機法に抵触するもの
- 薬の空シートや空ボトル、空箱など
- 針の付いた注射器、注射針および穿刺(せんし)針
医薬品や医療機器は人体に影響があるため、法的な許可を得なければ販売できません。許可なく販売した場合は、メルカリ事務局により取引キャンセルなどの措置を取られます。
ちなみに、医療機器についてはマッサージチェアも該当するケースがあります。本体のラベルに「管理医療機器」の記載がある物は、メルカリでは販売できません。
医薬品や医療機器に該当する物は、出品しないようにしましょう。
6.チケット類
コンサートやスポーツなどのチケット類も、条件により取引が禁止される場合があります。チケット類で違反にあたる項目は、以下のとおりです。
- 転売目的で入手したとみなされるチケット
- 記名式チケットや、個人情報登録のあるチケット
- 航空券、乗車券、旅行券
- 利用者本人しか使用できないもの
- 出品者の手元になく、発券されていない状態のチケット類
- 代金支払い証明書・引換票・別途支払いが必要となるチケット
- QRコードなどの電子チケット
大きなポイントとしては、発行した本人しか利用できないチケットは出品禁止ということです。購入者が使えないチケットはトラブルにもつながるため、あらかじめ販売が禁止されています。
禁止項目でなければ取引可能なので、出品するときは取引できるものか確認しましょう。
7.領収書・公的証明書類
領収書や公的な書類も、メルカリでの出品が禁止されています。具体的には、以下のような書類です。
- 領収書、レシート
- 運転免許証
- 出入国用パスポート
- マイナンバーカード
- 法令に基づいた許可証
- 公的機関で発行される個人を特定できる証明書類
出品できない理由は、脱税目的の不正利用、なりすまし防止のためです。身分証のような個人を特定できる物はすべて出品が禁止されているので注意しましょう。
8.規制薬物・危険ドラッグ類
規制薬物や危険ドラッグなど、法律で厳しく取り締まられている物品は取引できません。規制薬物とは、以下のような物品が該当します。
- 覚醒剤や向精神薬など規制薬物に該当するもの
- 合法ハーブなどと称される危険ドラッグ全般
- 神経作用などの注意が必要とされるキノコ類などの食品
- 利用方法により毒性を有する植物
上記はメルカリ物販以前に、法律で禁止されているので罰則を科せられてしまいます。さらに、法令で禁止されていなくても、毒キノコなど人体に影響する物も該当します。
危険物に該当する物は出品しないようにしましょう。
メルカリに出品できないときは、出品ルールや通信環境を確認しよう
メルカリに出品できない原因はいくつかあり、通信環境や出品ルールに違反していることなどが挙げられます。とくに、出品ルールに違反すると取引キャンセルや取引制限にかかるため、注意が必要です。
とはいえ、どのような商品なら出品できるのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
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