「メルカリで値上げをしたら売れたって本当?」
「どんな商品なら値上げしても売れるんだろう…。」
「値上げして売れるタイミングや、売り方のコツを知りたい!」
メルカリでは値下げ販売をすれば売れやすくなる一方で、利益が減ってしまうことから、可能な限り避けたいと考える人は多いはずです。反面、メルカリ物販では「思い切って値上げしたら売れた」という事例がいくつかあります。
値上げすれば利益も増えるので、理想の展開と言えるでしょう。
本記事では、1,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下について解説します。
- メルカリで値上げして売れた実例について
- メルカリで値上げしても売れる商品の特徴について
- メルカリで値上げして売るコツ、タイミングについて
値上げして儲けられるようになれば薄利で悩むこともなくなります。ぜひ最後までお読みください。
メルカリでは値上げしたら売れた実例がある
メルカリで値下げをして売れるのは当然のことですが、一方で商品やタイミングによっては値上げしても売れることがあります。
実際に値上げをして売れた人の声をピックアップしてみました
メルカリの不思議。値上げしたらなんか売れた。昨日値下げ交渉があったけど、結果決裂して、利益スレスレだからガッツリ値上げしたところ。メルカリって値段じゃないんだよなー🤔あんまり安すぎても不安になるみたい。
— ゆりな🌼4月中旬までお休み中 (@yurina_japan_) December 7, 2023
メルカリで値下げ民を撃退して高く売れた話
プロ用カメラレンズを出品したら値下げ交渉ばかり
そこで「市場価値が高くなっているので、これから値上げしていきます。今が一番安く買えるのでご希望ならお早めに」
と値上げしていったら想定より30%高く売れた
しかも当時の新品価格より高くw
— Masaniello@Fukuoka.Swim (@Masaniello_Swim) June 8, 2024
人が商品に感じる価値は、値段によって左右される傾向にあります。つまり「値段が高い物はいい商品である」という思い込みの心理が働き、商品の価値も上がります。
ただし、値上げをしても売れるかどうかは、商品自体の魅力によるところがあります。値上げすべきかどうかは、商品に応じて見極めましょう。
あくまで値上げは商品を売る方法のひとつ、という認識を持つことが大切です。
メルカリで値上げをしても売れる商品の特徴4選
メルカリで値上げをしても売れる商品の特徴をは、以下の4つです。
- 人気の商品
- 状態がいい商品
- 信用度の高い出品者が出品している商品
- 希少価値の高い商品
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 人気の商品
世間で人気のある商品は需要が高いので、値上げをしても売れる可能性があります。
- 有名ブランドの商品
- トレンドの商品
- 話題性のある商品
有名ブランドの商品は持っているだけでステータスになるので、時期や世代に関係なく一定の需要があります。ブランド自体の信用があり、商品のクオリティがある程度保証されているからです。
また、ちまたで話題になっている商品やブームになっているアイテムも需要が高まっているため、値上げをしても売れるでしょう。
購入者の中には「価格を度外視してもいいから欲しい」と考える人がいます。
実際に「定価より高値で売れた」という声があるように、人気の商品を「少し高くても欲しい」と思っている人は一定数います。そういった人たちに向けて、思い切って値上げしてみましょう。
2. 状態がいい商品
多くの中古品がやり取りされるメルカリでは、商品の状態が売れ行きを大きく左右します。状態のきれいな商品は需要が高く、すぐに売れていきます。
- 新品
- 未開封
- 未使用品
- 美品
メルカリのユーザーは「新品」「未使用品」などのキーワードで検索する人が多く、状態のいい商品を少しでも安く買いたいと考えています。
状態がいい商品であれば、多少強気になって値上げしてみてもいいでしょう。
3. 信用度の高い出品者が出品している商品
信用度の高い出品者が販売している商品は、値上げをしても売れる場合があります。
- 販売実績が多い
- 出品者の評価が高い
- プロフィール欄が充実している
- 商品画像が魅力的かつ、工夫されている
- 商品説明欄がしっかり書き込まれている
- 送料込みの価格設定になっている
販売実績が多く評価が高い出品者は、購入者から信頼を得られやすいでしょう。また、プロフィールや商品説明、画像が丁寧に作り込まれていると真面目さや誠実さが伺えるので安心感につながります。
逆に、いざ欲しい商品が見つかったときに販売実績の少ない出品者や評価が低い出品者からは、購入をためらう人が多いのも事実です。
仮に、同じ値段の商品が売りに出されていたら、信頼度の高い出品者から購入したいと思うのは当然のことです。
出品者としての信頼の実績を積み重ねていくことで、値上げをしたとしても購入者から受け入れてもらえるでしょう。
4.希少価値の高い商品
希少価値の高い商品には「多少値が張ってでも購入したい」と考えるユーザーが一定数います。どうしてもその商品を欲しい人にとって、値上がりは大した障害にはならないものです。
なかなか手に入りにくい商品の中には、定価の何倍もの値段が付いていることもあります。
- 絶版の本
- 廃盤、限定版のCD、DVD
- ビンテージのTシャツ、ジーンズ
上記のようなレア商品は、出品者が価値を知っていないと適正な値段を付けられません。知識を身につけることはもちろん、オークションサイトなどで常に相場価格をリサーチしておきましょう。
希少価値の高い商品を買いたいユーザーは、わざわざ検索をかけて探しています。コアなファンに見つけてもらえれば、多少高価でも問題ないので、積極的に値上げをしてみてください。
メルカリで値上げをして売れたタイミング4選
値上げをするタイミングによって、商品の売れ行きは大きく左右します。ここでは、メルカリで値上げをしたら売れた4つのタイミングを紹介します。
- 相場が価格設定した時点よりも上がっていたとき
- いいね!や閲覧数がたくさん付いたとき
- 同様の商品が高値で売れていたとき
- 出品した商品がすぐに売れたとき
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 相場が価格設定した時点よりも上がっていたとき
商品を出品してから時間が経過している場合、価格設定をしたときよりも相場の値段が上がっていることがあります。
価格が変動しているかどうかは、こまめにリサーチをしていないと気付けません。値上げできるチャンスを逃さないように、定期的に相場価格をチェックしておきましょう。
また、価格は相場よりも高すぎるのはもちろん、安すぎても売れにくいものです。相場とズレた価格のままにしていると、商品を放置しているいい加減な出品者だと思われてしまい、売れ残ってしまいます。
2. いいね!や閲覧数がたくさん付いたとき
出品後に閲覧数が増えたり、いいね!をたくさんもらえたりしたときは、商品に興味を持っている人がたくさんいる明らかな証拠です。そのため、値上げをしても売れる可能性は十分に期待できます。
- 多くの人がメルカリを閲覧する時間帯に出品した
- 出品した商品を検索している人が多い
- 値段が相場より安い
- レアな商品である
多くの人が興味を持っている商品は、値上げをして再出品してもすぐ売れてしまう可能性が高いです。利益を少しでも増やしたいと考えているなら、この機会に少しでも高値で売りましょう。
3. 同様の商品が高値で売れていたとき
同じジャンルの商品や類似品が自分の商品より高値で売れていたときは、値上げをするタイミングです。商品に対する需要が高まっている可能性があるからです。
自分の商品よりも高値で売れていたときは、なぜなのか分析してみてください。画像の撮り方や商品説明欄の文章などから、売れるヒントをもらえるかもしれません。
ただし、画像や商品説明文をそのままコピーして使うことは厳禁です。規約違反になり、ペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。
4. 出品した商品がすぐに売れたとき
出品した商品がすぐに売れたときは、需要がある証拠です。他にも同じ商品の在庫がある場合は、すぐに値上げをして出品しましょう。
思わぬ値上げのチャンスが訪れたとき、タイミングに気づけないのは非常にもったいないことです。値上げのタイミングが遅れてしまうと、現行価格のままで商品がどんどん売れていきます。
とくに、メルカリでは出品してから24時間以内が一番売れやすい時間帯なので、出品直後の動向は必ずチェックしておきましょう。
メルカリで値上げをして商品を売るコツ4選
値上げをして商品を売るときは、いかに購入意欲を刺激するかが重要です。押さえておきたいコツを4つ紹介します。
- 再出品して上位表示させる
- ターゲット層が閲覧しやすい時間帯に値上げする
- 値上げ金額を目を引く数字にする
- 写真を撮り直して魅力的ものに変える
それぞれ解説していきます。
1. 再出品して上位表示させる
「これ以上値下げしたくない」というときは、逆に値上げをして再出品しましょう。
再出品をする目的は、商品を目立たせることです。再出品して上位表示された商品は新たなユーザーの目にとまり、購入されるチャンスを増やします。
ただし、同じ物を再出品するとメルカリからペナルティを受ける可能性がある点には、注意しましょう。同じ商品説明や画像は使わないなどの工夫をする必要があります。
値段を変更しただけでは上位表示はされないので、面倒がらずに再出品の操作をしてください。
2. ターゲット層が閲覧しやすい時間帯に値上げする
ターゲット層が閲覧しやすい時間帯に値上げをして上位表示すれば、購入してもらえるチャンスを増やせます。
主婦 | 午前中〜夕方までの時間 |
学生 | 通学時間帯、放課後、寝る前の時間 |
社会人 | 通勤時間帯、昼休み、土日 |
上位表示された商品は新商品として認識されるので、さまざまなユーザーにアプローチできるチャンスです。過去に同じ商品を見たことがあるユーザーだったとしても、大半は値上げされたことに気づかないでしょう。
ターゲット層に向けたアプローチは、必要な人の元へ商品を届けるという意味でも非常に有意義な方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
3. 金額を目を引く数字に値上げする
値上げする際の価格設定には、目を引く数字を使いましょう。
目を引く数字を使用することで、購入者に心理的な負担をかけずに値上げができます。
悪用厳禁な裏ワザですが、メルカリで” 値上げ “をして即売れできます。『ゾロ目』を活用。800円で出品したコップを1111円にしたら18分で売れた。この方法を知ってから、利益5万→22万までupさせた大学生も。僕は利益が40万超えた時、めちゃくちゃ使いまくってた。特にビックリな高値で売れる商品は、
— めるらび (@toratora_0922) June 9, 2024
金額設定の数字次第では、購入者が金額に対するネガティブな印象を持たないというメリットがあります。
- 8,888円などのゾロ目にして目立たせる
- 10,000円の大台に乗せず9,900円に設定することで、印象的に「安い」と感じさせる
- 8,800円と9,900円はどちらも1万円弱という印象を持たせる
- 10,800円から11,800円に値上げするなど、見た目からは大きな差を感じさせず値上げする
もちろん印象の受け方は個人差があるので、万人に当てはまるものではありません。
しかし、10,000円と9,900円の例のように実際の金額差は100円程度にもかかわらずものの、後者のほうが安く感じられるテクニックは知っておいて損はないでしょう。
ぜひ、利益を上げる方法として活用してみてください。
4. 写真を撮り直して魅力的ものに変える
値上げして再出品する際に、写真を魅力的なものに変えてみましょう。クリック率が上がる可能性があります。
写真は商品の第一印象です。関心を持たれやすい写真に変えるだけで、多くのユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。
- 鮮明で明るい写真
- 背景が白っぽく、商品が映えている写真
- 自然光の下で撮影した写真
- 1枚目の画像に必要な情報が記載された写真
商品は安ければ売れるものではありません。人は価値を感じる物にお金を出すので、商品の価値と値段が見合うと判断されれば値上げをしたとしても売れていきます。
商品の価値を最大限に魅せるために、商品画像を魅力あるものに変えて値上げをしてみてください。
メルカリで値上げをするのは戦略のひとつ!売れないときは試してみよう
メルカリでは出品する物や売るタイミングによっては、工夫次第で値上げしたとしても商品を売ることができます。値上げした商品をいかに魅力的に見せるかが重要です。
とはいえ、初心者のころは値上げすること自体に抵抗がある人が多いでしょう。
思いのほか売れたということが起こるのがメルカリせどりです。商品を売る戦略のひとつとして覚えておき、ぜひ取り入れてみてください。
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運営元:株式会社Smart Life(スマートライフ)