「メルカリでなかなか売れない…」
「再出品したいけど、ペナルティがあるのか不安…」
メルカリでは売れ残った商品を再出品することで検索結果の上位に表示されやすくなり、売れやすくなるといわれています。しかし、再出品の頻度が高かったり不適切な方法で行ったりすると、ペナルティを受ける可能性もあります。
そのため、再出品する際は適度な頻度で、なおかつ適切な方法でおこなうことが重要です。
今回の記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが以下の内容を解説します。メルカリで再出品するにあたり押さえるべきポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください!
- メルカリ再出品でペナルティを受ける可能性があるケース
- メルカリ再出品のペナルティ内容
- メルカリ再出品のペナルティを避ける方法
- メルカリで再出品以外に注意すべき点

メルカリ再出品でペナルティを受ける可能性がある2つのケース

メルカリ再出品でペナルティを受ける可能性があるケースとして、以下の2つをピックアップしました。
- 大量の商品削除
- 商品削除と再出品の過度な繰り返し
それぞれどのようなケースなのか、ひとつずつ見ていきましょう。
大量の商品削除
短期間に大量の商品を削除すると、メルカリのシステムが不正行為と判断し、利用制限を受ける可能性があります。どうしても複数の商品を出品から取り下げたい場合は、出品停止も活用するとよいでしょう。
さらに、削除した商品をすぐに再出品すると、検索順位を操作しようとしていると判断されるリスクもあります。例えば、1日に50点以上の商品を削除し、翌日に同じ商品を再出品するような行為は、システムに検知されてしまうでしょう。
商品削除と再出品の過度な繰り返し
同じ商品を短期間で何度も削除・再出品すると、メルカリの規約違反とみなされる可能性があります。検索結果の上位表示を狙った行為とみなされ、ペナルティの対象となりかねません。
最悪の場合、アカウントの利用制限や停止に至ることもあるため、商品削除と再出品を過度に繰り返す行為は控えるべきです。適切な出品方法を守り、ルール通りにビジネスを続けましょう。
メルカリ再出品のペナルティ内容

メルカリ再出品のペナルティ内容として、以下が挙げられます。
- 利用制限
- タイムラインの圏外飛ばし
- 無期限の利用停止
どのようなペナルティを受けるのか、詳しくチェックしていきましょう。
利用制限
短期間での過度な再出品を行うと、メルカリから一時的な出品制限を受けることがあります。警告なしに制限がかかるケースもあり、数日間は新規出品ができなくなるケースもあるくらいです。
さらに、購入やコメント機能も制限される可能性があり、ビジネス全体に影響を及ぼすことがあります。利用制限を避けるために、再出品の操作は適度に行いましょう。
タイムラインの圏外飛ばし
再出品を繰り返すと、メルカリのタイムライン上で商品が表示されにくくなります。検索結果の上位表示から除外され、購入者に見つけてもらえなくなることが考えられます。
アルゴリズムによる自動判定が行われるため、意図せず圏外に飛ばされることも珍しくありません。タイムラインの圏外飛ばしを防ぐためにも、再出品の頻度を抑えましょう。
タイムラインでの上位表示については「メルカリで上位表示させる方法は7つ!表示されないときの対処方も紹介」の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

無期限の利用停止
度重なる再出品を続けると利用規約違反と判断され、アカウントが永久停止される可能性があります。

警告なしで即時アカウント停止が行われることもあるくらいです…
また、アカウントの永久停止に対し異議申し立てをしても、解除されないケースもあります。アカウントを守るためにメルカリのガイドラインをしっかりと理解し、守りながらビジネスを続けることが大切です。
メルカリ再出品のペナルティを避ける3つの方法

メルカリの再出品でペナルティを避ける方法として、以下の方法をピックアップしました。
- 元の商品ページを削除しておく
- 一時停止機能の活用を検討する
- 再出品ではなく値下げを行う
ぜひ参考にしてみてください。
元の商品ページを削除しておく
メルカリで同じ商品を再度出品する際は、必ず元のページを削除してから新しい出品ページを作成してください。元のページを削除せずに新規で出品すると、メルカリの運営から重複出品と判断される可能性があります。
同じ商品の出品ページが2つ存在すると、規約違反とみなされかねません。重複出品は圏外飛ばしや利用制限といったペナルティのリスクを高めるため、必ず元の商品ページを削除しておきましょう。

重複出品のリスクを確実に避けるために、元ページの削除と新規ページ作成の時間を空けるのが有効です!
一時停止機能の活用を検討する
メルカリには、出品を一時的に停止できる機能があります。一時停止の機能を利用すると、出品ページは残したまま購入だけができない状態になります。
商品の在庫が一時的に切れてしまった場合や、価格調整を行いたい場合に便利です。出品を再開したいときは、すぐに状態を戻せます。
再出品ではなく値下げを行う
商品を再出品する代わりに、価格を下げることでも検索結果の上位に表示されることがあります。値下げを行うと、その商品を「いいね!」に追加していたユーザーに通知が届き、購入を検討してもらえる可能性が高くなります。
頻繁な再出品はペナルティのリスクがあるものの、値下げにはそのリスクがありません。利益をしっかり確保できることを計算したうえで、値下げをしてみてください。
どこまで値下げしていいのかわからない人は「メルカリで値下げする金額はどれくらい?3つの対応方法を紹介」の記事もご参考のうえで、値下げの設定を行ってみてください!

メルカリで再出品以外に注意すべき3つの点

メルカリで再出品以外に注意すべき点として、以下を見てみましょう。
- ノークレーム・ノーリターン
- 出品禁止商品の取扱い
- 無在庫販売
メルカリの規約に関わる部分なので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ノークレーム・ノーリターン
メルカリでは「ノークレーム・ノーリターン」は規約違反となるため、注意しましょう。ノークレーム・ノーリターンとは、商品に対する苦情や返品を受け付けないという意思表示を行うことです。
購入者からクレームが入った場合、出品者は誠実に対応する義務があります。

仮にノークレーム・ノーリターンで突き通せたとしても、購入者からの信頼は得られないため、長期的にビジネスはできないでしょう…
ノークレーム・ノーリターンを言い訳にせず、自分の非があった場合は素直に認め、誠意を持って対応しましょう。
2. 出品禁止商品の取扱
メルカリでは法律や規約で禁止されている商品があり、違反するとアカウント停止のリスクがあります。代表的な禁止商品として、以下の品目が挙げられます。
- 偽ブランド品
- 医薬品
- 現金・金券類
- アルコール類 など
出品前に「メルカリガイド」の禁止商品リストを確認し、違反しないようにしましょう。販売時に少しでも不安に思う場合は、メルカリガイドと照らし合わせることが大切です。
3. 無在庫販売
購入者が支払った後に仕入れて発送する販売方式である「無在庫販売」は、メルカリの規約で禁止されています。無在庫販売を行うと発送遅延や在庫切れのリスクが高まり、購入者とのトラブルにつながるので、いかなる場合であっても行ってはいけません。
顧客とのトラブルを起こすと低評価をつけられたり、メルカリの利用ができなくなったりします。手元に在庫を確保し、すぐに発送できる体制を整えてから販売しましょう。
どうしても無在庫販売を行いたい場合は、メルカリではなくeBayが選択肢に挙がります。「ebayで無在庫販売はできる!5つの手順とメリット・注意点を紹介」の記事では、eBayで無在庫販売をする方法について詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

メルカリで再出品するにあたり押さえるべきポイント

メルカリで再出品するにあたり押さえるべきポイントとして、以下があります。
- ターゲットの行動パターンをあらかじめ理解しておく
- 商品情報の最適化を意識する
- 事前リサーチを徹底する
メルカリでの再出品を考えている際は、ぜひ参考のうえで実践してみてください。
1. ターゲットの行動パターンをあらかじめ理解しておく
メルカリで商品を効率的に売るためには、購入者がよく検索する時間帯や曜日を把握することが重要です。ターゲット層の需要が高まる時期に出品すれば、再出品の回数を減らせます。
例えば、主婦層をターゲットとする場合は、平日の昼間に狙うと良いでしょう。リサーチを基に出品戦略を立てることで、再出品せずに商品が売れる可能性が高まります。
購入者の行動について詳しくは「【超重要】メルカリで売れる時間帯や曜日は?出品のタイミングや売れやすくするコツを解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!

2. 商品情報の最適化を意識する
商品のタイトルには、キーワードを適切に含めることで検索流入を狙いましょう。検索される可能性があるキーワードを含めることで、検索順位の上位に表示させやすくなります。
また、商品の写真は別角度から複数枚、明るく見やすいものを掲載することが大切です。可能であれば、最大掲載枚数である20枚を載せるようにしましょう。

写真の枚数が多いほど、購入者は商品の状態を確認しやすくなるため、安心して購入できるようになります!
商品説明文には、商品の詳細情報も必ず記載してください。
- 商品の状態
- 購入時期
- 使用回数
- その他注意点 など
「新品未使用」や「美品」といった状態を表すキーワードもタイトルや説明文に含めておくと、購入者の目を惹きやすくなります。
3. 事前リサーチを徹底する
出品する商品の需要があるかどうかを判断するために、事前に入念にリサーチしましょう。
メルカリで同じ商品が出品されている場合は、価格や売れ行きを簡単に調査できます。売れやすいキーワードや説明文を分析し、自身の出品内容を作成する際のヒントにするのがおすすめです。
市場価格やトレンドを把握することで、適切な価格設定がしやすくなります。事前リサーチをすることで、何度も再出品をする機会を減らしましょう。
メルカリ再出品のペナルティを受けないようにビジネスを続けよう

出品している商品の大量削除や、出品や削除の繰り返しをしていると、ペナルティを受けるリスクが高まります。長期間、メルカリでビジネスを続けたいのであれば、リスクを高める行為は控えるべきです。
事情があって出品を取りやめたい場合は、削除ではなく出品停止の活用も検討してみてください。どうしても複数商品の削除が必要な場合は、少量ずつ対応していけば、ペナルティを科せられるリスクを下げられるでしょう。
アカウント停止という事態に陥ってしまっては、ビジネスチャンスを一気に失ってしまいます。メルカリの再出品については規約にも明記されている部分のため、しっかり守ったうえで取り組みましょう。
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物販ONE講師の木村ゆうこです!
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