メルカリの複数アカウント作成は違う端末でもNG!バレる理由と対処法について解説

「メルカリで複数アカウントは作れる?」
「スマホ2台分のアカウント作成は可能?」
「複数アカウントで運用したいのだけど、何か代案はない?」

メルカリ物販を始めてから、さまざまな理由で複数のアカウントを作成したいと思う人がいるのではないでしょうか。

メルカリでは、複数のアカウントを作成することは禁止されています。違うスマホ端末を使えば、アカウント自体の作成は可能ですが、規約違反になるため行ってはいけません。安定して物販に取り組むためには、メルカリアカウントに関する注意点を押さえておくことが重要です。

そこで本記事では、生徒数1,000名以上の実績を誇る物販ONE®の代表かずが、以下の内容について解説します。

本記事でわかること
  • メルカリの複数アカウント作成はNG
  • 違う端末で複数のアカウントを作ってはいけない理由
  • 複数アカウント持ちたい人の対処法

リスクヘッジのために複数アカウントを持ちたい人に、おすすめの代案も紹介しています。メルカリを安全に運用していきたい人は、ぜひ参考にしてください。

なお、物販にチャレンジしている人に向けて物販ONE®代表のかずが、有益な情報をLINEにて配信しています。興味のある人はぜひ登録してみてください!

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メルカリで複数アカウントを持つのは違う端末でもNG

メルカリでは、1ユーザーが複数のアカウントを持つのは禁止されています。実際に、メルカリの利用規約にも以下のように明記されています。

個人のユーザー及びユーザー登録をされようとする方(以下併せて「ユーザー等」といいます)は、複数のユーザー登録を行うことができないものとします。

メルカリ利用規約

2つの端末で異なる電話番号を使えば、登録自体は行えるものの、本人確認などの過程でバレてペナルティを科せられる恐れがあります。メルカリでせどりに取り組むのであれば、大人しく1つのアカウントで運用しましょう。

メルカリで複数アカウントを持つのが難しい理由3選

メルカリで複数アカウントを所持するのが難しい理由は、以下の3つです。

  • 電話番号の認証が必要
  • 本名の入力が必要
  • 銀行口座の入力が必要

順番に解説します。

1. 電話番号認証が必要

メルカリの登録時には、電話番号認証が必要です。電話番号を入力してSMS(ショートメッセージ)による端末確認を受けなければなりません。アカウント登録時に必須の手続きで、複数のアカウントを作成しようとするとエラーが出てしまいます。

複数の端末でSIM契約をして、電話番号を持っていれば一時的にアカウントの複製は可能です。しかし、他に入力する氏名や住所などの会員情報でバレてしまうため、最終的には登録できない仕様になっています。

2. 本名の入力が必要

メルカリのアカウント作成時は、本名の入力が必要です。アカウント名の変更は行えるものの、登録時は生年月日を含めた本人情報を入力する必要があります。類似した本人情報かつ、同一の名前で登録が行えないため、複数のアカウント作成ができません。

偽名や家族・友人の名前を使うと、一時的にアカウントの登録は可能です。しかし、偽名や他社の名前を使った登録は、メルカリの規約違反だけでなく、違法行為になるためやってはいけません。

どのようなものが違反になりますか?

  • ひとりで複数のアカウントを所持(登録)すること
  • ※メルカリのPRやキャンペーン企画等でメルカリが承認・用意した公式のアカウントは除く
  • 他人になりすますこと
  • 他人のアカウントを利用すること
  • アカウントの譲渡、売買など
  • その他、事務局が不適切と判断したもの
メルカリアカウントの不正利用(禁止されている行為)

自分の名前を登録しなければいけないため、複数の端末を使い分けたとしても登録はできません。

3. 銀行口座の入力が必要

メルカリは売上金の受け取りをするのに、銀行口座の登録が必要です。アカウント作成時は必要ありませんが、物販を行うにあたって売上金を振り込む銀行口座を用意しなければなりません。

複数端末を使ってアカウント運用をしていても、振込先になっている銀行口座の名義が同じだと、事務局から警告が入ることがあります。身分証明書を用いた本人確認を両アカウントで求められることもあり、複数アカウントの運用がバレてしまうケースは少なくありません。

違う端末を使っても銀行口座の情報からバレてしまうことがあるため、複数アカウントの運用は避けましょう。

メルカリの複数アカウント作成がバレると受ける3つのペナルティ

メルカリで複数アカウントの作成がバレると、以下のようなペナルティを科せられることがあります。

  • 商品・アカウントの削除
  • 再登録の禁止
  • 売上金の没収

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 商品・アカウントの削除

メルカリで複数アカウントの運用がバレると、商品やアカウント削除のペナルティを科せられます。当該端末のみならず、すべてのアカウントが削除される可能性があります。

悪意のない場合は、初回のみ1端末分のアカウントと商品削除で済むケースが多いです。ただし、3端末以上でアカウント複製をしている場合は、故意だとみなされてすべて削除になる可能性が高いです。

削除されてしまうとこれまでの作業時間や労力が無駄になってしまうため、複数アカウントの運用は行わないようにしましょう。

2. 再登録の禁止

メルカリで複数端末でのアカウント複製がバレると、ブラックリスト入りして再登録できなくなることもあります。端末ごとではなく、本人名義自体がブラックリスト入りしてしまうため、メルカリ物販が一切できなくなってしまいます。

メルカリへの登録が行えなくなると、当然ながらメルカリせどりは一切行えません。

3. 売上金の没収

メルカリで複数アカウントを作成すると、売上金没収のペナルティを受ける可能性があります。違う端末で運用していた場合も、一時的な利用停止のあとに、アカウントリセットのような形で売上金が没収されるケースが多いです。

出品していた商品データなどもなくなってしまうため、時間的な損失も生じてしまいます。複数アカウントで運用できたとしても、最終的には売上金が没収になるうえに、そこに至る労力まで無駄になることは理解しておきましょう。

メルカリで複数アカウントを違う端末でも作りたい人がいる理由4選

メルカリの利用規約で禁止されているにも関わらず、複数アカウントを作りたい人がいることに疑問を持たれる人もいるでしょう。複数アカウントを作りたい人がいる理由は、主に以下の4つです。

  • ジャンルを分けて専門店化できる
  • アカウント停止によるリスクヘッジがしたい
  • キャンペーンやクーポンの複数回利用したい
  • 大量出品がしたい

順番に解説します。

1. ジャンルを分けて専門店化できる

複数アカウントを持つと、出品する商品のジャンルごとに分けられますとくに出品数が多い場合は、ジャンル分けすることで管理がしやすくなるため、アカウント分けをしたい人が多いです。

また、カテゴリーやジャンル特化しているとフォロワーが増えたり、同ジャンルでの上位表示がされやすくなったりします。そのため、商品が通常よりも高額で売れたり、すぐに売れたりします。ジャンル分けによるメリットを得るために、複数アカウントを保持したい人が多いです。

2. アカウント停止によるリスクヘッジがしたい

アカウント停止によるリスクヘッジを見据えている人も、複数のアカウントを作成しようと考える傾向にあります。メルカリで多くの商品を出品していると、トラブルに巻き込まれてアカウント停止につながってしまう可能性があります。

例えば、偽物のブランド商品を誤って転売してしまった場合、ペナルティを受けて売れなくなってしまいます。メルカリ物販で稼いで生活している場合、アカウント停止すると生活の手段がなくなってしまうことになりかねません。

アカウントを複数保持していれば「たとえ1つ削除されたとしても大丈夫」と考えます。しかし、1つのアカウントを適切に運用していれば、そもそもアカウント削除に見舞われることはまずないので、余計な懸念と言えるでしょう。

3. キャンペーンやクーポンの複数回利用したい

メルカリで複数アカウントを作成して、キャンペーンやクーポンを複数回利用しようと考える人もいます。メルカリでは1アカウントにつき1回のみ利用できるキャッシュバックキャンペーンや、割引クーポンの配布を実施しています。

キャンペーンやクーポンは手軽に利益を増やせる有効な手段のひとつです。そのため、複数アカウントを保持してキャンペーンやクーポンのメリットを享受できる回数を増やそうと考えます。

4. 大量出品がしたい

メルカリは個人出品が基本で、一度に大量出品すると、業者だと判断されてペナルティを科せられる可能性があります。短時間の大量出品のような、サーバーに負荷がかかる行為は、アカウントの一時利用停止などのペナルティにつながります。

複数アカウントを作成して出品を分散させれば、アカウント利用制限のリスク軽減が可能です。

複数アカウントの保有が違法である以上、大量出品したい場合はメルカリShopを利用するなどが有効な対策となるでしょう。

メルカリのアカウント関連で注意すべき項目3選

メルカリのアカウント運用にあたって、注意すべきことは複数所持だけではありません。最低でも、以下3点に注意しながら運用する必要があります。

  • 家族間のアカウント共有はできない
  • 同じ端末からは1アカウントしか作れない
  • 銀行口座は自分名義のものを登録する

余計なことでペナルティを科せられないために、ひとつずつ理解しましょう。

1. 家族間のアカウント共有はできない

メルカリは第三者の商品を代理で出品することを禁止しています。そのため、家族間でのアカウント共有ができません。

第三者の不正利用防止を行う観点から、家族間であってもアカウントの共有はできないことが明記されています。家族で利用する場合は、それぞれのアカウントを用意しておくのがおすすめです。

2. 同じ端末からは1アカウントしか作れない

メルカリでは電話番号認証などによって、端末の個体識別番号も管理されている仕様上、同じ端末から1アカウントしか作れません。

同じ端末で登録を試みても、エラーが出て登録できないようになっています。データ通信会社の会社を切り替えて、新しいSIMを購入した際などに別の電話番号で再度登録しようとしても、エラーが出てしまいます。

機種変更をした場合はアプリをダウンロードし、ログインした後に生体認証を再登録する手間が必要です。

3. 銀行口座は自分名義のものを登録する

メルカリの入出金を行う銀行口座は、自分名義の口座を使わなければいけません他人名義の口座を登録すると事務局の確認が入って却下されたり、認証できたとしても数週間かかったりします。

他人の銀行口座を用いるとアカウント複製を疑われる原因にもなるため、自分名義の口座を登録するようにしましょう。

メルカリで複数アカウント所持したい人ができる2つの対処法

メルカリの複数アカウント所持ができなくても、大量出品やアカウント削除へのリスクヘッジをしたい人は多いはずです。複数アカウントを所持したいと考えている人は、代案として以下2つの方法がおすすめです。

  • メルカリshopを使う
  • ほかのフリマサイトでも運用する

順番に解説します。

1. メルカリshopを使う

メルカリshopであれば複数アカウントの運用が可能なため、アカウント削除へのリスクヘッジになります。メルカリと違って大量出品も可能なため、大規模展開したい人にもおすすめです。

また、メルカリShopsでは複数人での運用も許可されているため、外注を雇っている人にうってつけのプラットフォームです。通常のメルカリアカウントとの並行利用もできるため、出品する商品に応じて使い分けしてみるといいでしょう。

2. ほかのフリマサイトでも運用する

メルカリ以外に、ヤフオクやラクマなどのアカウントを持っておくのも、おすすめ対処法です。メルカリよりもユーザー数は少なく、利用している人の属性も異なるものの、アカウントが消えてしまったときのリスクヘッジができます。

とくにヤフオクはメルカリと同じくらい物販で売上を立てやすいので、登録しておいて損はないでしょう。

また、複数アカウントで運用するのであれば、eBayも選択肢として考えてみてください。販売先が基本的に海外になるものの、世界中のユーザーを相手に商品を販売できるので、今までとは違った商品が売れるかもしれません。

メルカリの複数アカウント作成は違う端末でもできない

メルカリは違う端末を使っても、複数アカウントは作成できません本人確認や電話番号認証などでバレてしまう可能性が高いため、大人しく1つのアカウントで運用するようにしましょう。

メルカリのアカウント利用制限によるリスク管理をしたいなら、ほかのフリマサイトやプラットフォームに登録しておくのがおすすめです。

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堤ゆうこ
堤ゆうこ

物販ONE講師の堤ゆうこです!

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