せどり初心者の失敗パターンを一挙公開!成功するコツや失敗しやすい人の特徴も紹介

「みんなはどんな風にせどりで失敗するの?」
「せどりで失敗する人の特徴は?」
「失敗しないためには何をすればいいのか教えてほしい!」

せどりの失敗事例をあらかじめインプットしておくと、余計な失敗を回避でき、成功に近づきやすくなります。実際にせどりに挑戦する人は似たような部分で失敗しているので、知っておかないと自分も同じような過ちを犯すでしょう。

本記事では、1,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について解説します。

本記事でわかること
  • せどり初心者の典型的な失敗例
  • うまくいかない人の特徴
  • 失敗を避けるための対策

せどりにおいてやってはいけないことがわかるので、余計な失敗を避けるために、ぜひ参考にしてみてください!

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初心者がせどりで失敗する典型例

初心者がせどりで失敗しやすいポイントを10個紹介します。

  1. 利益が出る商品を見つけられない
  2. 人気商品ばかり仕入れて激しい競争にさらされる
  3. 仕入れ資金が底をついてしまう
  4. 偽物の商品を掴まされる
  5. 知的財産権の調査が入る商品を取り扱ってしまう
  6. そもそも出品できない商品を仕入れてしまう
  7. 送料・手数料がかさんで利益が出ない
  8. 在庫を抱えてしまう
  9. 膨大な作業量に追われる
  10. 詐欺商材を掴まされる

これからせどりにチャレンジしようとしている人は、似たようなミスをしないように気を付けましょう!

1. 利益が出る商品を見つけられない

せどりビジネスに失敗する代表的な原因として挙げられるのが、利益が出る商品を見つけられないことです。仕入れても利益が出ない商品の特徴は、以下の2つです。

利益が出ない商品の特徴
  • 需要がない商品
  • 仕入れ値と売値の差が小さい商品

消費者から必要とされていない商品は、出品してもなかなか売れません。

また、仕入れ値と売上の価格差が小さい商品は売れたとしても利益が残るどころか、赤字になる恐れすらあります。

安定して売れることに加え十分な利益を出せる商品を安定して見つけることは、せどりビジネスで稼ぎ続けるうえで必須のスキルになるでしょう。

2. 人気商品ばかり仕入れて激しい競争にさらされる

せどりにおいて、人気の商品はあっという間に価格競争にさらされる傾向にあります。ライバルが一斉に同一商品を出品すると供給過多になり、出品者は値下げを余儀なくされます。

出品者間での価格競争が巻き起こり、気が付いたら利益が残る販売価格のラインを下回ってしまうことは珍しくありません。せどりで勝ち残るには、多くのライバルが目を付けている商品ばかりを仕入れるのは避け、競争率が低い商品を独自で開拓していく努力も必要です。

3. 仕入れ資金が底をついてしまう

資金繰りが悪化すると商品の仕入れができなくなるため、せどりビジネスを諦めなければならない状況に陥ります。仕入れ資金が底を付いてしまう原因として、以下の3つが挙げられます。

  • 準備資金が少なすぎた
  • 送料などの経費を管理しておらず、気が付いたら赤字になっていた
  • 商品を仕入れたものの売れなかった

せどりにおいて、資金管理を疎かにすることは致命的です。

なお、クレジットカードで商品を仕入れるという方法もありますが、利益を出せないとカード会社への支払いが滞るリスクもあります。支払いを繰り越しているだけなので、慎重に行いましょう。

4. 偽物の商品を掴まされる

偽物の商品を仕入れてしまう場合があることも、せどりビジネスの落とし穴です。

仕入れ先がオークションサイトの場合、偽物の商品が出回っているケースがよくあります。怪しい商品を見極める最大のポイントは「相場と比較して異常に安いこと」です。

もちろん、仕入れ値が安いほど利益は多く残るため魅力的に感じられるものの、「偽物かもしれない」と疑いの目を持つことを忘れてはいけません。

また、出品者の評価を確認することも大切です。悪い評価が付いていたり「偽物が送られてきた」などの悪い口コミが書かれたりしていたら、その出品者から商品を仕入れるのは控えましょう。

5. 知的財産権の調査が入る商品を取り扱ってしまう

Amazonせどりに取り組んでいる人は、知的財産権の調査対象になる商品をAmazonに出品しないように気を付けましょう。

インターネット経由での販売第三者経由での販売を嫌がるメーカーは、一定数存在します。Amazonで出品を許していないメーカーの商品を知らずに出品してしまうとAmazonから警告を受け、最悪の場合、アカウント閉鎖に追い込まれることもあります。

万が一、Amazonからの警告を受けたらすぐに出品を取り下げましょう。

6. そもそも出品できない商品を仕入れてしまう

ECモール各社が規約で取扱いを禁止している商品は、出品できません。例えば、Amazonの場合は以下のような商品の出品を禁止しています。

  • 医薬品
  • 動物
  • 医療機器
  • 金貨・古銭
  • 金券類 など

商品を仕入れた後に出品できないことが判明すると、仕入れた分の資金が無駄になってしまいます。そのため、出品するプラットフォームで規制されている商品について、仕入れる前に調べておきましょう。

7. 送料・手数料がかさんで利益が出ない

せどりで利益を得るには送料や手数料を考慮したうえで、仕入れ値を抑えたり販売価格を調整したりする必要があります。送料や手数料をまったく考慮せずに商品を売買すると、気付かないうちに赤字になる恐れがあるからです。

例えば、Amazonの公式サービスであるFBAを利用して商品を出品するなら「FBA料金シミュレーター」を使うのがおすすめです。

FBA(フルフィルメント by Amazon)
商品の保管や発送、返品などの業務を代行してくれるサービス

FBA料金シミュレーターを使えば、出品したい商品のFBA手数料がわかります。

出典:FBA料金シミュレーター

ツールを使わなくても、商品を仕入れる前に送料や手数料を考慮したうえで利益計算をすれば、赤字になる事態を防げます。適切に利益を上げるために、利益計算は忘れずに行いましょう。

8. 在庫を抱えてしまう

需要がない商品を仕入れてしまうと売れにくくなるので、不良在庫を抱えてしまう恐れがあります。不良在庫が増えると資金繰りの悪化につながりかねません。

不良在庫を抱えてしまう原因として挙げられるのは、利益率の高さばかりに気を取られ、商品の回転率を見落としていることです。そのため、商品をリサーチする際は「安定して売れる見込みがあるか」という観点も考慮しましょう。

9. 膨大な作業量に追われる

取り扱う商品数が多くなると、膨大な作業量に忙殺されるケースは珍しくありません。せどりは1つの商品を売るまでに、たくさんの作業をこなすことを求められます。

せどりで必要な作業
  • 商品リサーチ
  • 仕入れ
  • 出品
  • 梱包
  • 発送 など

上記の作業をすべて一人でこなすのは、限界があります。取扱品数が増えて一人で対応しきれなくなってきたら、作業の一部を外部に委託することも検討しましょう。

10. 詐欺商材を掴まされる

せどりで成果を上げるために入会したスクールや購入した教材が、詐欺だったというケースもあります。自分への投資として教材やスクールに数十万円のお金をかけたとしても、ノウハウやサポートの質が低ければ、思ったように実力は伸びないものです。

詐欺商材を掴まされると「そのお金を仕入れの資金にしたほうがよかった」ということにもなりかねません。

残念ながら、せどりには詐欺のような商材が一定数存在するのは事実です。詐欺商材を見極めるには、生徒の実績や口コミを参考にすることが大切です。

せどりで失敗する人の特徴

せどりで失敗する人の特徴は、以下の3つです。

  1. 仕入れ先が一つしかない
  2. リサーチを疎かにしている
  3. 目先の利益しか追求していない

これからチャレンジする人は、ここで紹介する項目に当てはまらないように意識しましょう。

1. 仕入れ先が一つしかない

商品の仕入れ先を一つに絞っている人は、せどりビジネスで失敗しやすい傾向にあります。仕入れ先が急に商品の取扱いを停止したり値上げをしたりするなど、想定外の事態にさらされると対応しきれなくなります。

つまり、仕入れ先の状況次第でせどりビジネスの成果が揺らいでしまうため、仕入れ先はいくつか用意しておくようにしましょう。

仕入れ先を分散させると、複数の店舗やサイトを調べなくてはいけないため、リサーチ量が増えるというデメリットはあるかもしれません。とはいえ、仕入れ先を複数準備しておくことでビジネスの安定化を図れるため、多少手間がかかっても取り組むべき対策と言えます。

2. リサーチを疎かにしている

商品のリサーチを怠っている人は、不良在庫を抱えたり赤字に陥ったりする傾向にあります。仕入れた商品が必ずしも売れるとは限らないため、まずは需要があるのかをきちんと見極めなくてはなりません。

また、売れたとしても送料や手数料を差し引いた場合の利益額を把握することも大切です。販売額によっては、利益が残らないこともあるでしょう。

需要の有無と利益額を把握するために、リサーチツールを使って丁寧に商品を調べ上げましょう。

せどりビジネスを始めたばかりの頃は、リサーチだけにかなりの時間がかかるため、大変さを感じる人がほとんどです。それでも、商品リサーチは時間をかけて丁寧に取り組む価値があるプロセスです。

3. 目先の利益しか追求していない

目先の利益に飛びついてしまうと、あっという間に資金繰りが上手くいかなくなってしまいます。「今すぐに成果を出したい!」という考えの人は「資金を管理する」という、せどりビジネスにおける基本から外れた行動を取ってしまいがちです。

目先の利益を追求する人は、リスクが高い仕入れを行う傾向にあります。例えば、利益商品を見つけると手持ち資金のほとんどをつぎ込んで商品を仕入れる、といった方法です

商品を売り切れば問題ありませんが、もし売れなかったら一気に資金を失いかねません。

そのため「この商品が100個売れれば一攫千金…!」のような、手っ取り早く利益を手に入れようとする考えで行動するのは避けましょう。

せどりで失敗しないための対策

せどりで失敗しないために、以下3つの対策を取りましょう。

  1. 小規模から始める
  2. ツールを活用する
  3. 利用者とのやりとりは丁寧に行う

ひとつずつ解説します。

1. 小規模から始める

せどりビジネスを始めたばかりの人は、資金や取扱商品数を抑え、小規模な仕入れから始めるようにしましょう。小規模から始めることで、不良在庫を抱えたり赤字になったりするリスクを最小限に留められます。

また、商品の仕入れ数を少なめに抑えておけば、在庫管理も容易になります。小さく始めることで、せどりビジネスの進め方や市場の動向を低リスクで学び取れるでしょう。

反対に、いきなり大規模に始めてしまうと売れなかったときの損失が大きくなってしまいます。

安定的に利益が出せるようになってきた段階で、徐々に仕入れ量を増やしていくのがおすすめです。

2. ツールを活用する

せどりで成功するためには、綿密な商品リサーチは欠かせませんそのためには、リサーチツールをフル活用しましょう。

例えばリサーチツールのKeepaを使うと、以下の情報を確認できます。

  • 商品価格の推移
  • Amazonランキング
  • 出品者数

商品の相場や、ライバルの動向、売れ行きなどを総合的に考慮すると、利益が出る商品を仕入れられます。

なお、リサーチツールはKeepa以外にも、オークファンプロLeaferなどがあります。自分に合ったツールを見つけ、リサーチの精度を高めましょう。

3. 利用者とのやりとりは丁寧に行う

利用者からのメッセージには、迅速かつ丁寧に対応することも大切です。

せどりで商品を販売すると、販売プラットフォームによっては利用者とのやり取りが発生します。やりとりをする中でいい印象を与えられれば、買い手になってくれたりポジティブな口コミを書き込んでもらえたりするでしょう。

利用者とのメッセージでのやり取りが増えてきたら、返信のテンプレートを用意するのがおすすめです。

もちろん、問い合わせ内容に合わせて文章を調整する必要はあるものの、一から文章を考えるより手間を削減できます。返信作業を簡略化しつつ、相手によい印象を与えられるやり取りを意識しましょう!

せどりで失敗するのには理由がある!対策を学んでから取り組もう

せどりで失敗する人には、共通のパターンがあります。つまり、失敗パターンに陥らないようにするだけで、せどりビジネスで手痛い損失を被ることは少なくなるはずです。

とくに、資金管理を怠ったり商品リサーチが甘かったりすると、成功する確率はガクっと下がります。本記事の失敗例を参考に、せどりビジネスの取り組み方を見直してみてください。

なお、物販ONE®代表のかずが、せどりに取り組んでいる人に向けてLINEでお役立ち情報を発信しています。せどりで成果を上げたい人は、ぜひご登録ください!

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