「何時間リサーチしても、利益商品が見つからない…」
「成果を出している人は、どのようにリサーチしているのだろう?」
「効率のいいリサーチ方法を知りたい!」
せどりで成果を出すうえで、利益商品を見つけられるで決まると言っても過言ではありません。しかし、多くのせどり初心者はリサーチがうまくいかず、挫折してしまいます。
リサーチには初心者が陥りやすい落とし穴があります。そのため、利益商品を見つけるためにはポイントをしっかり押さえることが大切です。
本記事では、1,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE@代表のかずが、以下の内容について解説します。
- 利益商品が見つからない原因
- 利益商品の見つけ方
- せどりに挫折しないための考え方
リサーチが思いどおりにいかなくて悩んでいる人に向けて解説したので、ぜひ参考にしてみてください!
せどりで利益商品が見つからない原因
せどりの利益商品を見つけられない主な原因は、以下の3つです。
- 商品ジャンルが定まっていない
- 商品の知識が少ない
- リサーチの方法が身についていない
当てはまっている項目がないか確認してみましょう。
1. 商品ジャンルが定まっていない
メインで取り扱うジャンルが定まっていないと、リサーチする対象の商品が無限に増えてしまいます。
気になる商品をすべて調べていては、利益が出ない商品にかける時間が長くなり、タイムロスが大きくなるでしょう。
一方、ジャンルを絞ってリサーチすれば、詳しく調べるべき商品と利益を期待できない商品の判断が速くなります。なぜなら、ジャンルを狭めることで商品知識の専門性が高まり、利益商品の傾向を掴めるようになるからです。
利益が出ない商品について調べる時間がなくなれば、リサーチ時間を大幅に短縮できるでしょう。
2. 商品の知識が少ない
商品の知識が足りていないことも、利益商品を見つけられない原因のひとつです。
安く仕入れられる商品の特徴や高く売れるタイミングなどの知識が身についていないと、どの商品を重点的にリサーチしたらよいのか見当が付きません。
効率よくリサーチを進めるには、商品に対する知識は必須です。今の時代、無料であっても有益な情報は公開されています。
ブログやYouTube動画などを参考に、商品の知識を身に付けましょう。
3. リサーチの方法が身についていない
ネット上には無数の商品があるため、リサーチのやり方がわかっていないと、手当たり次第に調べることになります。結果的に、利益商品を見つけるまでに時間がかかるでしょう。
たとえば、戦略的なリサーチの進め方として「セラーリサーチ」という手法があります。セラーリサーチとは、稼いでいる可能性が高いアカウントが取り扱っている商品を重点的にリサーチする方法です。
成果を上げているライバルが販売している商品は、利益商品である可能性が高いです。セラーリサーチのようなリサーチの手法を身に付ければ、利益商品は見つけやすくなるでしょう。
せどりでの利益商品の見つけ方
せどりで利益商品を見つける方法を9つ紹介します。
- 廃盤商品を狙う
- ツールを使う
- 商品の利益率を計算する
- 評価の高い出品者が取り扱っている商品を調べる
- 割引商品を狙う
- 過去に出品した商品のリストを作る
- 広告やチラシを参考にする
- キーワード検索を活用する
- ワゴンセールを狙う
利益商品が見つからないことで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください!
1. 廃盤商品を狙う
利益商品を見つけるなら、廃盤商品は必ずチェックしましょう。廃盤商品とは、生産が終了した商品のことです。
生産が終了している商品は次回から手に入らないため、値段が上がりやすい傾向にあります。また、人気が集まりやすいので在庫を抱えることも少ないでしょう。
廃盤商品の見分け方は、値札を見ることです。「在庫限り」や「数量限定」などの文言が値札に書かれていたら、廃盤商品の可能性があります。
ただし、厳密には店舗によって廃盤商品であることを示す目印は異なるので、仕入れ先ごとに把握しておきましょう。
2. ツールを活用する
効率よく利益商品を見つけるには、ツールを使うのがおすすめです。仕入れ先の店舗で複数の利益商品を見つけたときに、商品名を手入力で検索していては時間がかかり、リサーチは一向に終わりません。
その点、商品のバーコードを読み込むだけで情報を取得できるツールを使えば、リサーチにかかる時間を大幅に短縮できます。たとえば、リサーチツールのひとつである「せどりすとプレミアム」は、商品バーコードを読み込む機能が実装されています。
しかも、粗利を計算したりスマホから直接出品したりできるので、利益分析や出品作業までサポートしてくれる優れものです。
他にも「Keepa」というツールを使えば、販売価格や出品者数の推移をグラフで確認できます。
優秀なリサーチツールは数多くリリースされているので、自分に合ったツールを探してみてください。
3. 商品の利益率を計算する
せどりで安定して成果を上げるためには、商品を仕入れる前にどれくらい利益が出るのかを計算することが大切です。利益率は、以下の計算式で求められます。
利益率=利益÷売上高×100
とはいえ、一つひとつの商品の利益率を手作業で計算するのは非常に手間がかかります。
そこで「クイックショップ」というツールを使えば、仕入れの際に還元されるポイントや配送時の手数料を加味した利益率を自動で計算してくれます。
クイックショップのような計算ツールを活用すれば、かんたんにどれくらいの利益が出るのかを仕入れ前に予想できます。使いにくいと感じる人は、エクセルやスプレッドシートを活用するだけでも計算が簡単になります。
利益率の目安は電脳せどりなら10~15%、店舗せどりなら15~20%程度です。少しでも高い利益率を狙って、商品を選定しましょう。
4. 評価の高い出品者が取り扱っている商品を調べる
Amazonで高い評価を集めている出品者をピックアップし、実際に取り扱われている商品を分析する「セラーリサーチ」もおすすめの方法です。すでに成果を上げている人を分析するので、せどり初心者におすすめの手法です。
まず、Amazonで評価数100件以上かつ9割以上の肯定的な口コミが付いているアカウントを探します。
該当するアカウントを見つけたら「○○のストアフロントにアクセスする」をクリックしましょう。すると、その出品者が過去に取り扱った商品を一覧で表示できます。
ストアフロントに並んでいる商品は、すでに成果を出しているアカウントが取り扱っているため、利益が出る可能性は高い傾向にあります。
自分が取り扱っているジャンルと同じアカウントを分析すれば、リサーチする際のヒントになるでしょう。
5. 割引商品を狙う
割引商品を狙えば仕入れ値を抑えられるので、その分より多くの利益を手元に残せます。
具体的には「〇〇%オフ」や「〇割引」と表示されている値札の商品を重点的にリサーチするのがおすすめです。
とくに、割引後に破格の値段になっていたり、PCやカメラなどの高額商品が割引されていたりする場合は要チェックです。Amazonの出品価格と比較し、仕入れ値との価格差が大きければ、優れた利益商品と言えるでしょう。
6. 過去に出品した商品のリストを作る
出品した商品リストを作っておけば、これまでに出品した商品が利益が出たか否かが一目でわかります。
リストを作る際は販売期間や販売個数について、記録を取っておきましょう。リスト化しておくべき項目は、以下のとおりです。
- 商品名
- 仕入れ値
- 仕入れ先
- 販売価格
- 売れるまでの日数
- 販売個数
商品リストのデータが蓄積してくると、利益が出る商品の傾向が見えてくるでしょう。
7. 広告やチラシを参考にする
店舗に行く前にあらかじめ広告やチラシをチェックしておけば、リサーチすべき商品が自然と見えてきます。季節の変わり目や閉店するタイミングに、チラシで目玉商品を大々的に宣伝している店舗は数多くあります。
なお、新聞を契約していない人は、ネット上でチラシを検索するとよいでしょう。たとえば「Shofoo!」というサイトを使えば、全国各地にある実店舗の広告やチラシを確認できます。
あらかじめチラシをチェックすれば、調べなくてもいい商品にかける時間が減り、効率よくリサーチ作業を進められるでしょう。
8. キーワード検索を活用する
仕入れ先のECモールやECサイトで利益商品を探す際は、値下げしていることを示すキーワードで検索すると見つけやすくなります。安く仕入れられる商品のキーワード例は、以下のとおりです。
- 訳アリ
- 在庫処分
- セール中
- タイムセール
- アウトレット
実際に検索してみると、数多くの商品がヒットします。
キーワード検索をうまく活用すれば利益を得やすく、リサーチすべき商品をピックアップできるでしょう。
9. ワゴンセールを狙う
ワゴンセールを狙うのも、利益商品を見つけるために有効な手法です。セール品は仕入れ値を抑えられるため、その分利益を大きく取ることを期待できます。
ただし、ワゴンセールは不定期開催の店舗が多いため、定期的に店舗に通ってチャンスを待つ必要があることを押さえておきましょう。ワゴンセールが開催されやすいタイミングは、以下のとおりです。
- 季節の終わり
- 月末
- 週末、など
仕入れ先の店舗でワゴンセールを見つけたら、チェックするようにしましょう。
利益商品が見つからなくてもせどりに挫折しないための考え方
利益商品を見つけられないために売上が上がらないと「せどりに向いていないのかな…」と自信をなくしてしまう人は多いでしょう。しかし、うまくいかない時期があっても継続すればうまくいくタイミングは訪れるはずなので、撤退するのはもったいないことです。
利益商品が見つからないからと言って、せどりで挫折してしまわないためには、継続するための考え方を持つことが大切です。
- 始めたばかりの頃はなかなか見つけられない
- 利益商品が見つからない日もある
- 時間を決めて取り組むと継続しやすい
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 始めたばかりの頃はなかなか見つけられない
結論から言うと、せどりを始めて数ヶ月の段階で利益商品をテンポよく見つけるのは難しいものです。
始めたばかりの頃はうまくいかなくても、正しいやり方を身につけてリサーチし続ければ、徐々に利益商品を見つける感覚が掴めてきます。そのため、せどりはコツがわかるまで辞めずに続ける根気強さが求められるでしょう。
せどりで成果を出せるようになるには、焦らない姿勢が大切です。
2. 利益商品が見つからない日もある
利益商品が毎日見つかるとは限りません。とくにせどり初心者の場合「利益商品を1つも見つけられなかった…」という日があってもおかしくないでしょう。
仮に、思ったように商品を見つけられなくても、その経験は決して無駄にはなりません。「今日も経験値を蓄積できた!」と捉え、継続的にリサーチ作業をに取り組みましょう。
3. 時間を決めて取り組むと継続しやすい
リサーチに取り組む時間をあらかじめ区切っておくと、せどりビジネスを続けやすくなります。利益商品を探す作業はゴールがないため、だらだらと長時間に渡ってPCとにらめっこしてしまいがちです。
市場の状態によっては、利益商品を見つけにくい日もあるため「1日長くても90分まで」というように、取り組む時間に制限を設けましょう。
そうすれば、仮に利益商品を見つけられなくてもリサーチ作業を終えられます。「何時間もリサーチし続けたのにひとつも利益商品を見つけられなかった…」といった徒労感を味わうこともなくなるはずです。
せどりで利益商品が見つからないなら基本を学びなおそう!
リサーチで利益商品を見つけるスキルは、せどりで成果を上げるうえで欠かせません。しかしリサーチは難易度が高いため、多くのせどり初心者が挫折してしまうのも事実です。
せどりで利益を出すには、すでに成果を上げている人のノウハウを学ぶのが一番の近道です。
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