「せどりで本当に儲かるの?」
「儲かると言われても、嘘じゃないかな…」
「失敗したらどうしよう。」
せどりは「誰でもかんたんに稼げる」と言われることがあるものの、実際はそう単純ではありません。せどりで生計を立てている人がいることは事実ですが、その一方で稼げないために撤退した人も数多く存在します。
本記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、せどりの真実について解説します。
- せどりが儲かるのは嘘と言われる理由
- せどりが儲かる仕事である根拠
- せどりで儲けるためのポイント
せどりはしっかり取り組めば儲けられる可能性があるビジネスです。せどりに興味がある人やすでに始めているけど成果が出ない人は、ぜひ最後までお読みください。
せどりが儲かるのは嘘と言われる理由5つ
まずは「せどりが儲かるのは嘘」と言われる理由を5つ紹介します。
- 収入が不安定
- ライバルの増加
- スキルや専門知識が必要
- プラットフォームの規制
- 継続の難しさ
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 収入が不安定
「せどりが儲かるのは嘘」と言われる要因として、収入が安定しにくいことが挙げられます。なぜなら、商品の需要は突然変動することがあるからです。
季節によって商品の需要が大きく変わるため、安定した収入を得るには、商品に関する知識やせどりビジネスにおける経験が求められます。
また在庫管理も難しく、仕入れた商品が売れ残ったり価格が下がったりして損失が出る恐れがあります。このような要因により、せどりの収入は予測が難しい面があると言えるでしょう。
2. ライバルの増加
「せどりは儲からない」と言われる要因として、せどりの情報が広く知られるようになり、出品者が増えたことも挙げられます。せどりは始めるハードルが低く、ライバルが増えやすい傾向にあるからです。
人気の仕入れ先や商品はライバルに知られてしまうことで、利益商品を見つけるのが以前より難易度が上がりつつあります。
ライバルが増えると同じ商品を販売する人も増えるため、自分の商品が選ばれる確率が下がるでしょう。ライバルの増加は、せどりで成功する難易度を上げる大きな要因です。
3. スキルや専門知識が必要
せどりとひとことに言っても、継続的に稼ぎ続けるには、さまざまなスキルや専門知識が求められます。具体的なスキルは、以下のとおりです。
スキル | 説明 |
---|---|
市場分析力 | 需要と供給のバランスや価格変動の予測など、市場を読む力 |
商品知識 | 取り扱う商品の特性や品質・需要などについての深い理解 |
在庫管理スキル | 適切な在庫量の維持や回転率の管理など、効率的な在庫管理 |
資金管理能力 | 利益計算や経費管理・税務知識など、ビジネスとしての資金管理 |
マーケティング力 | 商品の魅力的な提示方法・顧客ニーズの把握など |
このようなスキルや知識を使えるレベルに習得するには、まとまった時間をかけて努力する必要があります。スキルが定着するまで継続することの難しさが「せどりでは儲けられない」というイメージを定着させる要因のひとつです。
4. プラットフォームの規制
せどりの難易度を上げている原因として、プラットフォームの規制が挙げられるでしょう。大手ECサイトは年々せどりに対する規制が強化されつつあり、手数料やポイント制度が変更されることも多くなりました。
たとえば、Amazonでは特定のブランド商品を出品する場合に承認が必要です。また、楽天では「出品者の審査基準が厳しい」という声が挙がっています。このような変更により、以前は可能だった手法が使えなくなるケースがあります。
このような動向が「せどりで儲かるのは嘘」という認識が広まる原因の一部と言えるでしょう。
5. 継続の難しさ
せどりを長期的に継続することは、多くの人にとって簡単なことではありません。市場の急激な変化への対応が常に求められるだけでなく、仕入れや在庫管理などの労力を要する作業が多いという面もあります。
また、売れ残りのリスクも常に存在し、資金繰りの難しさを感じることもあるでしょう。加えて、新しい情報を学び続ける必要があり、知識のアップデートは欠かせません。
このような現実があるため、初期は高いモチベーションで取り組めても、利益が思うように出ない期間が続くとやる気を維持するのは難しいでしょう。
そのため「せどりを安定した収入源とすることはかんたんではない」という意見が出てくるのも無理はありません。
「せどりが儲かるのは嘘!」と言う人の特徴3選
「せどりが儲かるのは嘘!」という意見を持つ人のなかには、過去にせどりに取り組んで挫折した人も含まれるでしょう。せどりで失敗してしまう人に共通する特徴を3つ紹介します。
- 稼げるレベルの知識や経験を積み上げていない
- 競争の激化や市場の変化に対応できていない
- リサーチや市場分析のスキルが不足している
せどりで儲けられない人がやりがちな間違いについては「物販ビジネスが儲からないと言われる理由5選!稼ぐために必要なポイントを紹介」を参考にしてみてください。
物販ビジネスが儲からないと言われる理由5選!稼ぐために必要なポイントを紹介1. 稼げるレベルの知識や経験を積み上げていない
せどりについての表面的な情報だけで判断する人が多いことは「せどりが儲かるのは嘘!」という声が挙がる原因のひとつと言えます。せどりに限らず、物事を習得するには初期段階では利益を出すのが難しいものです。
しかし、期待している成長ペースに現実が追いつかず、努力が報われる前に諦めてしまう人が多いのが実情です。
成果を上げ続けるには、商品知識や市場動向の把握・効率的な仕入れ方法・在庫管理のコツなど、さまざまなスキルが必要です。せどりを経験したうえで「儲かるのは嘘!」と言う人は、本当に稼げるレベルまで知識や経験を積み上げていない可能性があります。
継続的な学習と実践が利益につながることを理解せずに「せどりは儲からない」と結論づけるのはもったいないことです。
2. 競争の激化や市場の変化に対応できていない
せどり市場は常に変化しており、競争も年々激しくなりつつあります。このような変化に柔軟に対応できていない人は、一定数いるでしょう。
以前のやり方に固執し、市場のトレンドを分析する努力が足りていないと、せどりで儲け続けることは不可能です。
せどりで稼ぎ続けるには、市場の変化に対応し、常に新しい戦略を模索する柔軟性が必要です。
3. リサーチや市場分析のスキルが不足している
効果的なリサーチと市場分析は、せどりで利益を上げるための重要なスキルです。リサーチスキルが不足している人は、適切な商品選定や価格設定ができません。
スキルが足りていないと需要と供給のバランスを正確に把握できないため、売れない商品を大量に仕入れてしまうことがあります。
リサーチと分析スキルの向上は、せどりで成功するカギと言えるでしょう。
せどりが儲かる仕事であることの根拠3つ
「儲からない」という意見がある一方で、せどりは正しく取り組めば儲かるビジネスであることに変わりありません。ここでは、せどりに取り組むべき理由を3つ紹介します。
- 正しいやり方を学べば再現性高く稼げる
- スキル0からでも始められる
- モノの需要は安定している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 正しいやり方を学べば再現性高く稼げる
せどりはデータに基づいて仕入れ商品や販売価格を判断できることから、再現性の高いビジネスモデルと言えます。
販売実績や価格推移などの客観的なデータを活用できるため、感覚ではなく事実に沿って次の行動を決定できます。経験を積むほどリサーチ力や判断力が磨かれ、より良い商品を見つけられるでしょう。
ただし、データをの分析方法や活用方法については、すでに成果をあげている人から学んだほうが効果的な面もあります。
物販ビジネスの基礎的な知識については「物販ビジネスの主な仕入れ先は3種類!押さえるべきポイントと注意点を解説」の記事を参考にしてみてください。
物販ビジネスの主な仕入れ先は3種類!押さえるべきポイントと注意点を解説2. スキル0からでも始められる
せどりは特別な専門知識や技術がなくても始められるビジネスです。初期投資が比較的少なく、特別な資格や経験は不要です。加えて、パソコンとインターネット環境があれば、誰でも始められます。
実際に商品を仕入れて販売すれば、実践的なスキルを身に付けられるでしょう。市場の動きや顧客のニーズを肌で感じながら学べるのがせどりの強みです。
なお、現代はインターネット上に多くのせどり関連の情報やコミュニティがあるため、初心者でも必要な知識を容易に得られる環境が整っていると言えます。
3. モノの需要は安定している
せどりの基盤となる「モノを買う」という行為は、社会の基本的なニーズです。現代社会では、物品の購入と消費が経済活動の中心で、この傾向は今後も続くと予想されています。
加えて、インターネットを通じた買い物が一般化し、せどりの市場も拡大しています。しかも、ニッチな商品もECサイト上で活発にやり取りされており、せどりで利益を出しやすい市場が眠っているかもしれません。
せどりでは、需要を適切に予測し対応することで、年間を通じて安定した売上を確保できます。モノの需要が安定していることは、せどりが儲かる仕事である大きな根拠と言えるでしょう。
せどりで儲けるためのポイント3つ
最後に、せどりで効率よく儲けるためのポイントを3つ紹介します。
- 仕入れ資金を確保する
- 儲かるジャンルを狙う
- 実際に成果を出している人から学ぶ
ぜひ参考にしてみてください。
1. 仕入れ資金を確保する
せどりを始める際は、十分な仕入れ資金を確保することが重要です。初期段階では5万円から10万円程度の資金があればひとまず開始できますが、ビジネスを拡大するにはできるだけ多くの資金があるほうが有利です。
資金を確保する方法としては、貯蓄から捻出したりクレジットカードを活用したりすることが挙げられます。
また、少額から始めて徐々に資金を増やす方法もあります。資金を効率的に運用するために、回転率の高い商品を選ぶことが大切です。
2. 儲かるジャンルを狙う
せどりで利益を上げるには、儲かるジャンルを見つけることが重要です。
利益率の高いジャンルの例として、家電製品が挙げられます。また、ブランド品や季節商品・限定品なども儲かりやすいジャンルのひとつです。このような商品は需要が高く、価格変動も大きい傾向にあります。
加えて、ニッチな市場や専門性が高い商品も狙い目です。競合が少ないため、高い利益率を維持できるでしょう。ゲームや音楽など、過去に熱中したジャンルがある場合は、商品に関する知識があるためせどりに活かせる可能性があります。
せどりで稼ぎ続けるには、儲かるジャンルを見極める努力を怠らないことが大切です。
3. 実際に成果を出している人から学ぶ
せどりで成功するには、実際に成果を出している人から学ぶのが効果的です。経験者のブログやYouTube・セミナーなどから、具体的な戦略やテクニックを学びとれます。
また、せどりのコミュニティに参加するのも有効な方法です。メンターを見つけることで、より実践的なアドバイスを得られます。
ただし、せどり経験者からマインドやノウハウを学ぶ際は、単に方法を真似るだけでは不十分です。その背景にある考え方や市場分析の視点を理解することを心がけましょう。
せどりで成果を出すには、インプットしたことを即実践し、自分なりのノウハウへと昇華していく必要があります。このような努力を積み重ねることが、せどりで成功する近道です。
せどりが儲かるのは嘘ではない!正攻法を学び成果を出そう
せどりは確かに儲かるビジネスです。しかし、誰でも明日から稼げるようになるというものではありません。せどりで成果を挙げるには、経験者から学び、自分なりのノウハウを構築していくことが大切です。諦めずに継続することで、必ず成果は出せます。
正攻法を学び、忠実に実践することで、あなたもせどりで儲けられるようになるでしょう。
なお、生徒数2,500名を誇る物販ONE🄬代表のかずは、せどりに取り組んでいる人に向けてお役立ち情報をまとめたPDFをプレゼントしています。成果を上げるために、ぜひお受け取りください!